だんだのブログ

なんかすごいかもしれない

2つのトレードについての考察

お久しゅうございます。先日おにぎり投手を放出し、ナン&カレー内野手を獲得するトレードを成立させ、GMとしての一歩を踏み出しました。だんだです。

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早速ですが少し宣伝を。

 

8/24(土)にTwitter上で行われるしゅーた(@hinata_kono_ka7)さん主催の仮想ドラフト、サマドラ2019に楽天担当として参加させていただくことになりました。

 

今回の楽天陣営はサポーターを1名追加し、6名体制で臨みます。

 

相変わらずすっっっっっっっごく濃いサポーター陣は勿論、初回の会議から超大物の気配を見せた陣営最年少の新星、ましと(@mashito_7)くんにどうぞご期待ください。

 

最早何度目かもわからない仮想への参加ですが、今回も良い指名が出来るようサポーター共々頑張りますので、興味のある方は是非お楽しみに。

 

 

宣伝はこの辺にして、曲紹介に移りましょうか。今回はこちら。

 

www.youtube.com

 

いやぁ…好き。是非フルで聴いてほしいですね。「楽しい」という言葉が最初に来る曲だと思ってます。急に3拍子になったりします。曲調も歌詞も含めて、本当に聴いてて楽しくなる1曲。これぞパッション。

曲だけでなく、デレステでもかなり人気の高い譜面となっています。忙しさと楽しさが絶妙なバランスでとてもよきです。みんなプレイしような!

 

バンドリをプレイすると脅されるからやめような!

 

 

良い曲だぞ。みんな買え。

 

 

 

 

 

さて本題に。

 

先日、2つのトレードが行われました。

 

三好匠内野手(26) ⇔ 下水流昂外野手(31)

古川侑利投手(24) ⇔ 和田恋外野手(24)

 

期限まで1ヶ月を切ったところで石井GMが大胆に動いてきました。今回の2つを合わせると昨オフから数え、累計5度目のトレードとなります。

 

下水流獲得は即戦力としての意味合いが強く、比較的近くを見据えた堅実なもの。対して和田恋獲得は石井GMも「賭け」と表現していましたが、個人的にもこのトレード、とても挑戦的な一手だと感じています。どちらにも共通するのは、ドラフト市場など近い将来を見据え、よく考えられたものであるという点。

 

今回は2つのトレードを敢行した理由と、展望について少しばかり解説・考察をしていきたいと思います。

 

 

では目次。

 

 

 

下水流獲得の理由

最初に、広島とのトレードで下水流を獲得した理由について考えていきたいと思います。理由としては、大きく3つ挙げられます。

 

右の代打不足

1つ目は、チームに右の代打が不足していること。

開幕から右の代打の役割も兼ねてベンチ入りしていた渡辺直人ですが、今季打ったのはモイネロからの同点HRとなる1本のみ。足首の怪我があったとはいえ、代打で起用するほどの打力を持ち合わせていたかと問われると、お世辞にもそうとは言えず。

右の代打1番手といえる今江は今年も安定した働きを見せていたものの、開幕前に患った右目の不調は隠しきれず。降格直前はボール球ばかり振って三振するなど全くボールが見えておらず、やむなく離脱となりました。

また、2人とも怪我の影響だけでなく、衰えも露呈。特に今江は例年に増して打球が上がらず、長打の割合も下がっています。

 

では既存の右打者はどうなのか。ファンに待望されたのは内田や岩見といった和製大砲候補。個人的には、彼らを代打に据えるのは違うと考えています。理由は2つ。

1つは、彼らは将来中軸に据えたい選手だから。使うならスタメンとしてきっちり4打席与え、その中でレギュラーを勝ち取ってほしいし、そうでないといけない素材です。

そしてもう1つは、彼らは現状どうしてもコンタクト力や対応力に欠け、確実性という面で信頼が薄いから。代打は1打席、1球で仕留める力が求められるため、彼らにそれを期待するのは酷だと感じているからです。

 

他の若手右打者を見ても打撃を売りにするタイプはおらず、代打にするにはかなり心許ないという印象を受けます。

 

今江らベテランの衰えと、後釜の不在。この2つから、遅かれ早かれ右の代打というポジションの獲得は必須だったと考えられます。

 

 

 

ドラフト市場の影響

代打要員としての後釜が欲しいのであれば、ドラフトで確保するという選択肢もあったのでは?という方もいるかもしれません。そうしなかった理由には、今年のドラフト市場が関わっています。

 

簡潔に言うと、今年のドラフトは即戦力として使える右打者が少ない状況にあります。また、同じポジションに先輩がいるから指名できないという候補も中にはいます。その為、ただでさえいない候補が更に絞られてしまいます。

少しドラフト戦略の話になってしまいますが、仮に代打要員としての獲得を考えると、そこまで高い順位で指名するわけにもいきません。そうなってくると、下位での獲得を目指すことになります。では、下位でも打てる選手が残っているのか。ドラフトでは、「打撃はいいけど守備が微妙」という選手は評価が低くなるといった傾向がありますが、今年はそういう選手もいません。

 

このことから、今年代打の後釜を期待する右打者を指名するのは、どう考えても辛いというのが正直なところです。であれば、トレードでプロの球に慣れている選手を獲り、他をドラフトで補うという戦略を取った方が利口であると言えます。

 

 

 

外野手の誤算

3つ目が、既存外野手の誤算です。

辰己やブラッシュ、橋本を獲得するなど、昨オフから弱点だった外野陣を補強。キャンプでは島内、和基に彼らを加え、オコエもレギュラー争いに名乗りを挙げるなど、球団創設以来1番層が厚い外野陣になったかに思われた春先。

しかし蓋を開けてみれば、和基が怪我で離脱し、オコエ、橋本も結果を残せず2軍落ち。その結果、島内や辰己、ブラッシュで外野陣を形成。それだけならまだよかったのですが、彼らが欠場時はルーキーの小郷や本職ではない孫が外野として出場する事態に。また2軍では内田が外野として出場するなど、不振や怪我による影響で大きな誤算を生む結果となりました。

この中で1番の誤算は、ルーキー2人が1軍にいたということ。特に小郷は出場機会にも恵まれず、ベンチを温める日々が続きました。学徒動員を防ぎたかったGMとしては、本来あってはならない事態。一刻も早く外野手を獲得し、若手を無理に上げる状況からの脱却を図りたかったと考えられます。

 

 

今江に代わる右の代打要員、そしてまだ1軍レベルにない若手を2軍に押さえつけておくための外野手。ドラフトでそれらを埋められればいいものの、それも困難。

そこでその両方を埋められる選手として、広島で昨年右の代打の切り札として活躍し、実績豊富な下水流に白羽の矢が立ち、獲得に至ったと見て間違いないでしょう。

 

 

 

和田獲得の理由

続いて、和田恋獲得の理由です。

獲得時、また外野手を獲得するのかという疑問の声も挙がりましたが、彼に求めているのは「右の外野手」としての役割ではありません。むしろ本職は内野手であり、今季も2軍ではほとんどファーストで出ていたことから内野としての起用も多くなることが予想されます。では彼の何処に期待しているのでしょう。その答えは後ほど。

色々と物議を醸したトレードですが、こちらの理由は2つ挙げられます。

 

ドラフト市場の影響

1つ目は下水流獲得と同じく、ドラフト市場が影響していると言えます。

先述した通り、今年のドラフト市場は野手が小粒。その中でも右打者は更にいません。そういった背景もあり、和田恋と新人野手のどちらがより打者として活躍する可能性があるかを考えたとき、可能性を感じた方を獲得した、と考えるのが妥当だと考えます。

また、後述するような和田恋だからこそ与えられる効果もあります。

 

 

 

内田の競争相手不在

2つ目は、内田の競争相手が不在であるという点。

ニュースでも出ていましたが、彼を獲得した理由として最も大きいのが和製大砲候補の尻叩き。その中でも1番のターゲットは内田靖人。ここに和田恋だからこそ期待できる効果、つまり彼に期待している最大の要素があります。

 

昨年、内田は楽天生え抜きの右打者で初となる2桁本塁打を放ちましたが、今季は開幕2軍で昇格ナシ。2軍で調子も落としてきており、このままでは中川大志らと同じ道を進みかねません。

同い年の右打者で、主なポジションは内野というのも同じ。そしてどちらもドラフト2位指名。更に、それぞれ17、18年のイースタン・リーグ2冠王と、何かと共通点の多い2人。

敢えて、同い年で完全にタイプの被る和田恋を獲得することにより、GMが就任時より期待している内田に火をつけるため、覚醒への火種として投入するのが1番の狙いです。

 

 

両チームのプロスペクト同士のトレードということで、前述した通り、石井GMだからこそ可能な、今までにない挑戦的なものだと感じています。前衛的であると同時に、GMの本気が見えたトレードと言えるのではないでしょうか。

 

というのも、これまでは橋本や福井、熊原など、すぐにでも使えそうな選手を獲得してきました。しかし今回の一件は今までと異なり、ドラフト以外では就任以来初めて明確に「投資」をしたトレードとなります。また、和製大砲にメスを入れたのもこれが初めて。就任時に言っていた軸となる選手(=和製大砲、ポイントゲッター)育成に力を入れ始めたことが伺えます。

将来ローテを守り、2桁勝利も十分可能性のある投手と、中軸を担う可能性のある打者の育成を天秤に掛けたトレード。リスクを負い、叩かれるのを承知の上で日本人野手の育成に力を注ぐその姿勢。純粋に、今後このトレードとチームの行方がどうなるのか楽しみで仕方がありません。

 

 

 

古川放出の理由

特に古川と和田恋のトレードに関しては、意図がわからない、放出するべきではなかったなど、楽天ファンから不満の声が続出。公式に対する批判も相次ぎました。そんな古川放出ですが、その理由としては以下の点が挙げられます。

 

先発陣の安定

それは、先発陣の安定

開幕時こそ苦労し、中継ぎに大きな負担をかけてしまった先発陣ですが、開幕当初からずっとローテを守っていた美馬、辛島。5月に入り岸、塩見が復帰。そして嬉しい誤算で石橋が台頭。更に今月則本が復帰し、この6人が揃えば相当力のある先発陣になります。

正直な話、彼らに今の若手投手が入り込むのはだいぶ厳しいというのが現実。チャンスがあるとしたら誰かが怪我したときくらい。そのくらい明確な力の差があります。

その為、出番がまず回ってきません。古川ほどの投手を2軍に置きっぱなしにしておくのも正直もったいない。それなら他球団で日の目を見てほしいという気持ちもあったのではないかと考えられます。また彼を放出しても、菅原や熊原、福井といった谷間で投げる先発はいるため、先発陣にある程度の余裕が生まれたというのが放出に踏み切れた大きな理由でしょう。


 

 

今後の展望

さて、最後になりますが、2つのトレードを受けての今後の展望を考えていきたいと思います。

 

先ずは獲得した2名から。

 

下水流は昨季広島で代打の切り札として起用され、打率.263、4本を残した実績を活かし、基本的には右の代打として待機。左投手が先発した際や他の外野手が休養する際にスタメン起用されることになるのではないでしょうか。

現状、個人的な想定よりもスタメン起用が多くなっていますが、彼がスタメンとして出場してしまうと結局右の代打がベンチにいない状況を作り出してしまうことに繋がる為、ベンチ待機が理想と考えられます。

 

続いて和田恋ですが、内田と競わせる事を目的に獲得したことを考えると、内田との併用、或いは試合の中でも対抗意識を燃やさせる為に、敢えての同時起用も十分に考えられます。また、ある程度結果が出たとしても暫くは2軍でのスタメン起用が続きそうです。

ポジションですが、内外野守れる(上手いとはいってない)という使い勝手の良さから、今季主に守っていたファーストや外野は勿論、育てる対象がおらず、ジョブローテーション制で複数の選手が起用されていたサードを守ることもあるかもしれません。

 

 

次に、古川の抜けた先発陣について。

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こちらは現在の先発の編成表です。期待されていた若手先発として挙がっていた近藤、池田がリリーフ転向したことで計17名となっています。しかし、安樂や西口、翔天は故障で登板出来ていません。このことから、現状先発として稼動出来るのは14名(起用が流動的な戸村を入れると15名)となります。

1、2軍合わせて年間で必要な先発要員数は15名と言われています。今の楽天は故障している選手も合わせれば足りますが、稼動出来る選手のみだと少し不足気味というのが現状です。

 

 

また、現状の先発陣の問題点として、1軍と2軍の実力差が開きすぎていることが挙げられます。事実として、ローテ投手(則本、岸、辛島、塩見、美馬、石橋)を脅かすレベルの若手がいません。今年嫌というほど思い知らされましたが、彼らが故障等により稼動できなくなった際、投手の質がガクッと落ちます。

また、ローテ投手の平均年齢は30.8歳。高齢化が進んできており、衰えによる数年後の不安は拭いきれません。その為、これまでの記事でも書いてきた通り、若手投手の台頭は不可欠です。

 

 

先発投手の数と質という2つの問題は、今オフの補強で解決することになりそうです。

今年のドラフトは豊作まではいかずとも、どちらかといえば投手の年と言えそうで、石井GMも投手中心の指名になると明言しています。

www.nikkansports.com

今季先発不足に陥ったこと、そして若手先発の芽が出ないことから、ドラフトで先発投手を上位指名するのはほぼ間違いないと見てよさそうです。

昨年のドラフトで辰己を獲得し外野陣の争いが激化したように、今年はドラフトで活きの良い先発投手を獲得することで若手の危機感を煽り、競争させることで先発層の底上げを図る戦略を取ると予想できます。

 

また、今オフの新外国人市場も関わってくるかもしれません。

note.mu

こちらは我等がゆきちなGMのnoteですが、この記事によると先発投手豊作年であることが分かります(詳しくはnoteをご覧あれ)。

楽天はブリガム以降、先発投手は獲ってきませんでしたが(背番号93?知らない子ですね…)、先発の高齢化や若手先発の伸び悩みを考慮すると、若手が出てくるまでの猶予期間引き伸ばしも兼ねて、外国人スターター獲得の可能性は十分アリと言えそうです。

 

 

 

さいごに

今回のトレードはどちらも戸惑いと驚きの声が上がったもので、個人的にも入団時から成長を見続けてきた生え抜きということでつらい物はありました。

ですが2人とも広島、巨人それぞれに戦力として求められてのトレードです。楽天で開花させきれなかった部分を開花させ、それぞれの武器を活かし、新天地で1日でも早く戦力になってくれることを期待したいところです。

 

そして新たに入団した2名にも、早くチームに慣れ、強みを活かしてチームの力になってくれること、そして既存選手に火をつけてくれることを期待しています。

 

このトレードが今後、どのような形で結びついていくのかは分かりませんが、非常に楽しみであると同時に、Win-Winのものとなることを心から願っています。

 

 

 

というところで今回の締めとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

楽しみにしてくださっていた方は間隔が空いて島井申し訳ない。代わりに島井が謝ります。久しぶりのブログ執筆ということもあり、筆が進まないこともしばしばあったのは内緒。しかしこの手の話題は鮮度が命ですね。日が経つに連れて記事が多く出てくる為、あまり遅いと全て後出しになりかねない。なった。

 

ちなみにうちのベッドヤクザは、和田恋を叩くやつはしばき倒(した後にベッドに連れ込んで○)すそうです。気をつけましょう。

 

今回立て続けにトレードが来たことで記事にしましたが、あのGMのことです。何か動いてくるに違いありません。絶対動いてきます。ここまでくるとなんか焦らされてる間隔もあるな。悪くない。

 

まあそんなことは置いておいてだな、サマドラ2019頑張りますので、改めて宜しくお願いしますね。何か要望があれば書いてもらって。もしかしたら採用されるかもしれませんので。可能性はあります。はい。

あ、ましとくん真面目でいい子なんで可愛がってあげてください。現場からは以上です。

 

では今回はこの辺で。ナン美味しかったなあ。

先発陣の現状について。

更新頻度が減りすぎて、最近はお久しぶりですばかりな気がします。お久しぶりです。だんだです。

 

 

えー。最近起こった事と言えばご存知の方もおられるかと思いますが、少し某音楽ゲームについて某恋愛担当と話してたら、デレマス(デレステ)過激派に脅されるという事件が発生しまして。

 

「え"ぇ!?お"ぉnヴぉ^~~~~(ねっとり)

と柄にもない(?)声を出してしまったわけですけども。

 

いやワイはやりたいゲームも出来ないのかと。やってはいけないのかと。ほんとに。おかしくないか?

 

その他にも質問箱の回答ペースが某音楽機器より遅いとかなんとかいちゃもんが来るわけですよ。ワイだってね、めっちゃ時間ありそうに見えるかもしれないけどそんなに暇でもないんですよ。ツイートして、質問箱見て、答えて、野球見て、ツイートして、ゲームして、ツイートして、質問箱見て、答えて、ゲームして、やきう見て、gして、y見てtして。だからね、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本ッッッッ当に申し訳ございません。

 

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いやもう本当に。申し訳ない。どう考えてもおかしいのは私です。言葉もない。質問箱もまともに答えられないやつが何を偉そうな口を叩いているのか。これからは島井の如く皆様の質問に貢献出来るよう頑張っていく所存であります。

 

 

野球界では個人的に中々ビッグなニュースが。

 

 

耀飛ああああああああああああああああああああああああああああ

 

とか言ってる場合ではないんですよ。いやうせやろ。この3人が揃うことがあるなんて。まさか生きているうちに見られるとは。しかも復帰してからここまで怪我してないし。今年災害レベルの何かが起こりますよ。間違いない。

まあこんなこと言ってますが待望の3人ですからね。ポテンシャルは抜群の吉持、ワイの推し耀飛には特に頑張ってもらわな。期待してますよ。

 

 

 

さて久しぶりにやってまいりました。このコーナー。実はですね、この前楽天陣営で話した際、最近のブログで曲紹介をしなかったことで大バッシングを受けまして。バッシングどころかアレはリンチですね。すごかった…ブログを書いている身ですが初めて気が付きましたね。こっちが本編だったんだと。改めて実感しました。世界は広い。ということで本編の曲紹介です。

www.youtube.com

 

あれ紹介しろだのこれ紹介しろだのこちらもやはり脅されましたが、そんなものには屈しません。新しい曲は温かいうちに世に広めてしまえということで。先月から配信されている「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」です。

あのねこれね~すきなんですよね~(語彙力)。とにかく面白い曲だなって。爽やかな曲調の時点ですきなんですけど、その中に色々散りばめられてるんですよ。ラジオ調だったり、ラップ調だったり。勿論、耳で聴く部分もそうだし、目で見る部分も面白い。歌詞とかね。言葉遊びやアナグラムすこすこのすこっていう団子なので、こういうのには中々弱いのです。本当に双子ながら何から何まで正反対な2人を表した1曲なので、そういう表現が多く使われてます。視聴用には入ってない2番から本番みたいなところもなくはないので、是非fullを聴くべき。

 

これPVも良いんですよねぇ…僕はこの視線移動がすこすこのすこです。

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良い曲だぞ。みんな買え。

 

 

 

 

さて本題に。いやおまけか。

今回は先発陣について少し取り上げたいと思います。ただ記事を書くリハビリみたいなところもあって、全然長くもないし深く掘り下げてるわけでもないです。少しデータを出しただけなので本当におまけ程度に、気軽に見て多少の危機感を持っていただければというところで。参考程度に見て「へー」と思っていただければ嬉しいです。

 

 

毎度のことながらこんな感じで進めていくので、嫌だ、なんだこいつ等思った方は音を立てずにブラウザバックすることを推奨します。

 

 

 

目次はなし。早速いきます。

 

 

Wエースの一角である岸、スペらなければ左腕のエースと言っても過言ではない風評被害左腕こと塩見が復帰し、希望の光が差し込んできた先発陣。1回から安心して見れる試合も漸く出てきました。

更に、右肘のクリーニング手術を行い、復帰は終盤になると見込まれていた則本が脅威の回復力を見せブルペンでの投球を開始。しかも147km/hを計測。なんだあいつ。ガチでサイボーグ化しているのでは…?

兎も角、ここに来て明るい材料が次々と舞い込んできているのはチームにとっても、今いる投手陣にとってもこれ以上ないほど心強いでしょう。

 

とはいえ、ここ数年のドラフトで指名した若手先発陣の伸び悩みも影響し、Wエースや塩見を欠いてしまうとロクなローテが組めない現実を叩きつけられました。ある程度疲労を考えて登板管理はしたものの、中継ぎに大きな負担を掛けてしまう結果に。先発の力不足を嫌というほど痛感することとなりました。

 

 

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今季、1軍で先発登板したのは上記の12名。イニングも上記の通りですが、パッと見た感じ美馬や辛島、福井といった中堅~ベテラン勢が多く占めているように見えます。

 

 

では実際のところどうなのでしょうか。

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年齢層ごとの先発投手イニング割合を出してみましたが、予想通り。いや、予想以上かもしれません。古川が育ち、安樂も復活の兆しを見せましたが、問題は彼ら以外。藤平や近藤といった上位で獲得した投手の伸び悩みの影響が間違いなく出ており、数値にして25%、僅か4分の1と若手先発陣の割合がかなり低くなっています。

結果として美馬や福井など、30歳を超えベテランの域にかかっている投手の割合が40%を超える事態に。これ、もし美馬が人的補償で獲られ、福井をトレードで獲得していなかったらどうなってたんでしょうね。考えたくもないですけど。これは投球内容に不満があってもうかつに叩けNAI。

話を戻して、彼らのイニング割合が大きいということは、すなわち彼らがいなくなった際の先発陣への不安もより一層大きいということ。「さすがベテラン!安定感最高!YEEEAAAAAHHHHHHH」とポジって騒ぐことも出来ますが、そう楽観視ばかりしてはいられません。

 

 

 

続いて、勝敗やリリーフ陣に直接影響するところも見てみましょう。

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こちらは各種QS率を棒グラフで表現したものです。何一つ達成していない選手を載せるかどうか1秒くらい迷いましたが、現状を知ってもらおうということで。はい。決して手抜きではございません。本当です。決して手抜きではございません。

 

あまりにも不甲斐ない投球が多く、QS率が低くなることは間違いない。と思い、中継ぎの負担を減らしたと言えるであろう6イニングを投げた際に記録される、独自指標RQS(Rakuten Quality Start)を考案。少し条件を緩和してみました。これなら幾分かマシになるかといざ集計してみたものの、結果はこの通り。流石に40%は超えるだろうと思っていましたが、認識は甘かった模様。うちの先発陣は只者ではありませんでした。

 

 

 

先発が消化できなかったイニング分は当然リリーフに回ってきます。ではそれがどのくらいなのか。

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これまで消化してきた総イニングは433。そのうち先発は247と6割にも満たず、残りの186イニングをリリーフが消化しています。

単純計算、野球は基本的に9イニングあるわけで、先発がそのうちの5回を投げたとしたらイニング消化割合は55.6%となります。この数値、それと同じくらいなんですよね。つまりうちの先発陣は平均して5回ちょっとしか投げられていないということになります。ちなみに、平均投球回はショートスターター制を導入している日ハムを除いた11球団ワーストです。そらそうよ。ヤバさがどんどん増してきますね。僕も少し興奮してきました。

 

 

 

ついでにと言ってはなんですが、主なリリーフ陣の登板数やイニング数、球数がこちら。これでペースが落ちてきているってのもおかしな話です。ちなみに救援防御率は4.20。お世辞にも良いとは言えませんが、先発の皺寄せがきていることを考えると仕方ない…のかなあ。そういうことにしておくか。

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さて話を戻して、これだけの数値を叩き出している先発陣です。この際、折角だし防御率も出してしまいましょう。

 

※グロ注意です。耐性のない方はブラウザバックをお願いします。

 

 

その値なんと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 

0

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

 

はい。投球回247で、自責点138。ということで先発防御率5.03です。

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やべえよやべえよ。なんだこの先発陣。ドン引きですね。則本の回復力とか、島井の一連の行動レベル。何も近鉄時代からRESTARTする必要はないんですけどね。

ちなみに最近復帰した塩見、岸を抜くと229.2回、自責点133で防御率は5.21となります。平均5回ちょっとで、防御率5点台。これより打たれてる西武の先発なんだよ…とか笑ってられません。なんで2位にいるのか。いやほんとになんでなん?

 

 

おまけ。

 

 

 

イーグルス基準(リリーフを打ち崩すのは最低条件)

6得点   勝つためには当然

5得点   負けても文句言えない

4得点   当然負け。勝ったら投手陣に感謝

3得点   二軍行けゴミ。勝ったら投手陣に土下座

2得点以下 戦力外。勝っても泥仕合

 

 

 

 

 

今回は対して纏める内容もないので、簡単に。

 

続々と先発陣も復帰してきたことで取り敢えず底を脱した感はあり、確かに今季だけ見るなら希望しかありません。先発の平均投球回や防御率に関しては間違いなく良化の一途を辿ることでしょう。ここからどう巻き返していくかは非常に楽しみです。

ですが、岸にしても塩見にしても結局もうベテランの域にかかる選手なんですよね。彼らが復帰してローテを回り始めるということはまた30歳以上の割合が高まるということ。結局、他の、出来れば若手の先発が出てこないと将来キツいのは変わらな~いのです。ベテランの賞味期限もすぐ近くに迫っているので、それまでになんとか先発を確保しなければ。その問題にどうアプローチしていくかというのはまた別の機会にでも書こうかなと。ドラフト候補の紹介含め、色々と。

 

少し雑ですが今後書きたいものも決まったところで、今回の締めとします。

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

いやはや、令和最初の記事が遅れて島井申し訳ない。しかし短いといった割には文字数それなりですね。さては駄文書いてれば勝手に伸びるなこれ。

最近は私情もあって1ヶ月に1つみたいになっていたので、これから出来れば更新頻度を上げたいなと思っております(上げるとは言ってない)。

記事のほうですが、先程挙げたアレの他はどうしようかなと。ちょっと悩んでます。過去のドラフトの採点とかも面白い気はしないでもないんですけど、何処から手を付けたものか分からんのはある。まあええか。ぼちぼち考えていけばなんとかなるはず。

 

では今回はこの辺で。

2軍野手陣の現状と展望

どうも、謎マウントニキの対応に追われていましただんだです。

 

 

早速ですが宣伝させてください。先日、今季初のTwitter仮想ドラフト、#GWD_2019の開催が発表されました。

 

 

 

 

 

うおおおおおおおおおおおおおおおおお△○※☆&%$□…やったぜ。

 

楽天陣営は雑用の僕と、サポーターのバニラモナカジャバリブラッシュ(@zombie0010)さん、野球好き40(@ygz_D40)さん、チタン(@__Ti22)さん、Headphone(@KoreHa_UserName)さんの計5名で活動していきます。

 

開催がつい最近決まったこともありバタバタしている為、指名内容はまだ決まっていませんが、納得出来る良い指名になるよう頑張ります。どうぞお楽しみあれ。

 

 

なんか田澤指名するなとか言われてるみたいですが、今年は普通に指名しますよ! ◇たぶん。 

 

 

 

さて本題に。開幕から1ヶ月。一時は単独首位に躍り出る等、開幕ダッシュ"は"成功した楽天イーグルス。しかし最近は投打が噛み合わないことも目立ってきており、選手の入れ替えを求める声も多く聞こえるようになってきました。やはりキレweekはとんでもなかった。

 

久しぶりの投稿となる今回は、その待望されている2軍野手陣の現状、そして起用から見えてきた展望について書いていきたいと思います。

 



英才教育の影響を受ける捕手陣

1軍では永遠の0(2019年のすがた)こと嶋の盗塁阻止率が問題として挙げられる等、ファンから最も入れ替えの要望が出たのが捕手。つい最近嶋の骨挫傷の影響で山下斐紹が昇格しましたが、守備を重視する方からは不満の声も出ました。

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そんな捕手ですが、今年はドラ2ルーキーの太田光が全28試合中18試合(途中出場含む)でマスクを被っています。昨年最も多くマスクを被った堀内謙伍が全119試合中52試合と全体の半分も満たしていないことを考えると、全体の6割以上でマスクを被っている太田は意図して英才教育を施されていると見ていいでしょう。また、次期正捕手に1番近い存在と言えそうです。

しかし当然のことですが、太田に出場機会を与えていることで、先日昇格した山下や昨季2軍で正捕手を務めた堀内等、他の捕手に皺寄せがきているというのもまた事実。特に堀内はその影響をモロに受けており、今のところ9試合のみと、全体の1/3以下まで出場が減っています。昨季終盤やU-23での活躍で期待されるのではないかと思っていたので、正直この結果は意外でした。

ではキーマンとして挙げた彼らの差は何か。勿論、指名順位も少なからず関係してくることでしょう。ですが個人的に、1番大きいのは打撃力だと考えています。太田が2割後半をキープしているのに対し、堀内は2割がやっとで長打も出ていません。
堀内はプロでの経験や守備の安定感で太田を上回っています。しかし、嶋の後釜や次期正捕手の育成が急務である今、どちらが早く「正捕手」に定着するかということを考えたときに打撃力は大きな要素と言えます。今の足立がその最たる例です。守りが良くても、ある程度打てなければ正捕手として任せることは出来ない。その点で大きくリードしている太田が優先的に使われるのは当然のこと。堀内は勿論、他の捕手にとっても、この差をどう埋めるかが今後の鍵となってくるでしょう。

 

 

プロスペクト西巻賢二の2年目

昨季91試合に出場し、主にショートを守りながら打率.253、OPS.702と好成績をマークした西巻賢二。ドラ6の高卒ルーキーであること、打撃よりも守備での評価が高かったことから考えると良い意味での想定外。楽天一の有望株として期待されました。

その西巻ですが、今季は出場した25試合中22試合で守備に就く等、主にセカンドを守っています。あれだけショートとして起用され、次期ショート候補筆頭とも言われた西巻が何故セカンドに回ったのか。それには守備面の理由があると推測されます。
高校時代から定評のあった軽快な守備は、彼の持ち味の1つとされてきました。しかし昨季1軍を経験した際、1歩目の遅さと肩の弱さが露呈。広い守備範囲と深い位置からでも刺せる肩が必要なショートとしては、まだまだ1軍レベルには達していないことが判明しました。一方、より一塁に近いセカンドでは素早い送球動作と球際への強さを見せ、好守備を連発。適正の高さを見せたことから、セカンドとして育てるというプランに切り替えたと思われます。

昨季との違いで1番目立つのはやはり打撃成績でしょう。今季はここまで1割台と低調。心配する声も聞こえてきますが、バットを長く持ってフルスイングするというバッティングスタイルやフォームは変わっていません。不振に陥った理由としては、昨季のU-23からシーズン前に死球を当てられすぎたことが挙げられます。打席に立った際、死球の残像がどうしても頭から離れず、少し前まで何の変哲もない真ん中高めでも仰け反っていました。最近になって漸く消えてきたようで、徐々にバッティングの状態は上がってきている為、そのうち成績も付いてくる筈です。

また、守備の安定感が全く違います。セカンドで好プレーを見せ続けている西巻ですが、計22個とエラーも目立った昨季と違い、今季はここまでエラーがありません。プロの打球に慣れてきたことも含め、目立たないながらも守備面で更に成長を遂げているのはポジ要素の1つ。

これからは慣れ親しんだショートではなく、自分の能力を最大限発揮出来るセカンドとして。少しずつではありますが、浅村の後釜としての道を歩み始めています。

 

 

本命のいないショート事情

西巻のセカンド転向により空いたショート。つい最近まで村林も1軍にいた為、誰を起用するか気になっていたポジションの1つです。蓋を開けてみると中心として起用されているのは山﨑剛。続いて孫こと渡邊佳明。ショートで期待しているというのもあるかもしれませんが、どちらかといえばバックアップとしての準備、戦力の底上げが本職ではない彼らを起用する狙いでしょう。

今季、1軍では茂木栄五郎が不動のレギュラーとして君臨している他、浅村の加入によりスーパーサブになった藤田一也がショートとしてプレーしています。その壁は分厚く、もし茂木が怪我した場合は大きな戦力ダウンに繋がるという話を以前の記事でしました。その際、藤田がそのまま起用することが予想されますが、いくら守備の名手と言われようと今季37歳のベテラン。連続で起用するとパフォーマンスが下がることも分かっています。そこで少しでも戦力ダウンを抑える為、バックアップとして彼らの育成を進めているというわけです。

ただ、山﨑や孫が控えの域を抜けられるかどうかというのはまた別の話。ショートのレギュラーを問題なく任せられるようになるかというとどうしても疑問符がつきます。ドラフトの話になってしまうので今回は詳しく書きませんが、早いうちに、彼らとは別にショートを任せられる"本命の"素材は必要になってきそうです。

 

 

プロスペクトを獲得しなかったサード

育てたい選手がいないにも拘らずドラフトでプロスペクトを獲得しなかった為、誰を起用するんだと言われ続けてきたのがこのサード。では実際のところどうなっているのでしょうか。

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こちらは今季、サードスタメンで起用された回数です。プロスペクトがおらず、育てる対象となる選手がいなくなった影響はこのように現れました。これだけ見ると松本京志郎が優先して起用されており、それ以外はある程度均等に分配されているという印象です。実際のところ、松本は途中交代が多くなっており、このグラフよりも更に均等に割り振られていると考えていただいて構いません。

昨年高校生サードを獲得しなかった理由としては、茂木のコンバート案や内田が関係していると思われます。いずれも若くまだまだプレーできる年齢のため、この状態でプロスペクトを獲ってもちょうど良く入れ替われず、重なってしまう可能性があると判断したのではないでしょうか。そう考えると昨年のドラフトでサードのプロスペクトを指名しなかった理由も納得は出来ます。

ですが、いつまでもそうは言っていられません。現状の起用法では若手から調整の為のベテランまで、様々な選手にサード守備を経験させ、打席を与えられるというポジポジした見方も出来ます。しかし、結局これがどう繋がっていくのかというビジョンは見えないままであり、どうしてもどっちつかず、中途半端になってしまっている感は否めません。

ショートにも同じことが言えますが、本当に育てて1軍戦力、レギュラー級にしたいのであれば早めにメインで育てられる若手を獲得し、その選手を英才教育するべきでしょう。

 

 

若きゴリラ、内田靖人の外野起用の真意とは

1軍での銀次の成績不振もあり、ファンから昇格の要望が最も高い選手の1人であるゴリラこと内田靖人。昨季は生え抜き右打者初の2桁本塁打を達成し飛躍の年となりましたが、石井GMの考えからか、今季は開幕から2軍暮らしが続いています。

今回取り上げたいのは、先日思わず疑ってしまった内田の外野起用について。昨季は色々あって途中からショートに回るということもありましたが、それとは全く別で、間違いなく意味のあるもの。これまで7試合で外野の守備に就き、補殺まで記録している内田。彼が外野で起用されている理由は2つ考えられます。

1つは1軍の外野陣の影響。今季は島内宏明田中和基オコエ瑠偉辰己涼介らの競争がキャンプから続けられ、創設以来最高の外野陣とポジってきました。開幕直後まではその争いも続きましたが、少し経って辰己が調整の為降格。和基も台湾での怪我の影響か本来のパフォーマンスを発揮出来ていない等、中々上手くいかない状況が続いています。そこで肩が強く、内野では起用の幅が限られる内田を外野として起用し、持ち前の打撃を活かそうというプランが組まれたのだと考えます。

もう1つは内田本人がこれから生き残る為。こちらの方が可能性としては高いかもしれません。彼の主戦場は皆さん知っての通り、本来ファーストとサード。外国人が起用されたり、ベテランが回ってきたりと何かと競争相手が多くなるポジションとなっています。
今季、1軍では茂木栄五郎がサードで出場することが多くなっています。昨年からファンの間でも待望されていたサードコンバートというのも現実的となり、近い将来それが実現されることでしょう。また、不動の3番セカンドである浅村栄斗も、ファーストに回る日が間違いなくやってきます。彼の場合、膝ボロを考慮するとそれが早まる可能性も十分あります。
そうなってくると内田の居場所は全くなくなり、スタメン出場の機会は限られてしまいます。それを防ぐ為、今のうちに外野をこなしておくことで来るべき時に備えたり、そのままコンバートして強打の外野手としての位置を確立しようという魂胆があるかもしれません。楽天待望の和製大砲である彼が今後、どういう成長を見せていくのか。打撃は勿論、守備位置からも目が離せません。

 

 

奮起が期待される選手達

ここではおまけ程度に、2軍の中で立場が奪われつつある選手、もっと成績を残して欲しい選手を取り上げていきます。

 

先ず1人目は今江年晶。昨季は4年ぶりの規定打席到達、5年ぶりの2桁本塁打を記録したものの、75%減となる5000万円で契約を結びました。今季はファースト、サードでの併用や代打での活躍が期待されましたが、眼球中心性漿液性脈絡網膜症と診断を受け出遅れました。

今江本人によると症状は良化したとのことですが、現時点での成績は打率.194、OPS.490と本来の状態には程遠く、キャンプから出遅れたこと、右目の不調は間違いなく響いていそうです。昨季の75%減から、チームにとってそこまで大きな存在であると見られていない可能性もあり、もしこのままの成績でシーズンを終えることになれば来季の契約は保証出来ません。現在1軍では右の代打がいない為、出来るだけ早く調子を戻し、頼れる男の姿をまた見せてほしいところです。

 

 

2人目はルイス・ヒメネス。テスト入団から支配下登録まで漕ぎ着けた、コンタクト力が売りで、守備の上手い外国人野手。ブラッシュ、ウィーラーのバックアッパーとしての獲得でした。キャンプでは謎の外国人として、様々な憶測が飛んだのは今となっては懐かしい思い出です。

そんなヒメネスですが、現時点での成績はまさかの打率.200、OPS.573。守備面では今のところエラーなしと安定感を見せており、確かに守備は上手いと言っていいでしょう。しかし、この打撃成績では何のために来たのか、誰のバックアップなのかすら分かりません。他の日本人野手の出場機会を削っている分、マイナスとも言えます。このままでは本当に無駄な投資となってしまう為、そう判断される前に実力を見せてもらいたいところ。

 

 

最後となる3人目は岩見雅紀。清宮や村上を外したことで指名に踏み切った六大学屈指のスラッガー。昨季は2軍でこそ14本のHRを残し打率.284、OPS.828という好成績を残したものの、1軍では直球とボールになる変化球に翻弄され24打数無安打とからっきし。

今季、岩見は苦しむ1年になるかもしれません。守備面では、てっきりファーストで起用されるとばかり思っていましたが、出場機会を考え外野としての出場を決意。今のところエラーもなく、昨季より守備は良くなっている印象です。そこまではいいのですが、ファーストだけでなくDHでの出場がなくなったことや他の選手との兼ね合いもあり、明らかに出場機会が減っています。

打撃面ですが、三振率は昨季の29.7%から26%と若干良化しているものの打率.200、OPS.679と昨季の数字とかけ離れており、苦しんでいます。彼は打撃で勝負しなければいけない選手であるため、こんなところで燻っていられても困るのですが、今のところ限られた出場機会の中でのアピールが上手くいっていません。

何が原因で不振に陥っているのか分からないのでああしろこうしろとは言えませんが、ここから優遇もされない立場になってきます。影を潜めている本来の実力を発揮し、早めに結果を残さなければヤバいという危機感を持ってプレーしてほしいですね。

 

 

 

まとめ

育成面からみたとき、育てたい選手がいるポジションではその選手を固定して起用しています。しかしそういった選手のいない、或いは足りないサード、外野は開幕から併用が続いており、出場機会を分け与える場であったり、育成選手を起用することが多くなっています。これは1軍の選手層から後回しになっている影響があるのでしょう。

しかし本文中にも書いた通り、いつまでも後回しにしておくわけにもいきません。その為、特に内野手(ショート、サード)は今年か来年、兎に角近いうちにプロスペクトを獲得し、次世代に備えておくことが必要と言えそうです。

 

開幕から1ヶ月。1軍だけでなくファームでも様々な動きがあり、その中でいくつかを紹介してきました。今後も試合を重ねていく中で、重点的に起用されている選手、併用されている選手がどのような成長を見せてくれるのか。令和に誰が台頭し、上の舞台で活躍してくるのか。選手達が我々の想定を超えてくれることを楽しみにして、今回の締めとします。

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

(曲紹介入れなくて)すまんな。

 

こんな記事を仮想ドラフトの前に出していいのかと聞かれたら正直ダメやろなぁ…怒られそうなんですけどね。はい。まあどちらにしろ他球団の方もどうせ分析してくるだろうし、楽天陣営の皆さんは優しいからええやろ(適当)

今回は期間が短いことからサポーターを募集できませんでしたが、やってみたいという方はオコエ掛け頂ければ次の機会にでも。指名の方ですが、ワクワクして待っていただけるとうれしみを感じずにはいられません。予想なんかも面白いですので、興味のある方は是非。

 

GWDは5/5(日)やぞ!!!

 

では今回はこの辺で。

2019シーズンに思いを馳せただけ。

どうも。なんでこんなに記事書いてるんでしょう。だんだです。

 

 

この記事に関して、前書きはありません。単純に開幕前に書いとこうかなと思っただけなので。あともうアレを持ち込みたくないのもある。

簡単にではありますが、今シーズンの鍵なんかを改めて書きたいと思います。気楽に読んでいただいて結構ですので。はい。

 

というわけで早速目次にいきましょうね~

 

投手

開幕1軍

 

先発…岸、美馬、藤平(、辛島、福井、弓削)

リリーフ…青山、菅原、福山、石橋

勝ちパ候補…ハーマン、宋、森原、高梨

抑え…松井

 

 

則本の怪我により暗雲が立ち込めた先発陣。岸、辛島は順当に決まったものの、次ぐのは新加入の福井と多少不安の残った美馬。後の2枚も決して順当というわけではなく、今後も試しながらの起用が続くであろう藤平と弓削が辛うじて開幕ローテ入りを果たした。

他の先発として挙げられるのは昨年ローテを回った古川、オープン戦で復活の兆しを見せた安樂、期待されている西口や近藤、トレードで移籍してきた熊原、ドラ8の翔天ら若手が多い。中堅どころでは戸村や釜田らが候補になってくるが、いずれも安定した働きを残せるかと言われると答えはNO。怪我からの快復待ちの塩見を除けば未知数というのが本音だ。

 

こうなってくると鍵になるのはやはり今季調子のいいリリーフ陣。勝ちパターンはある程度磐石な為問題はないだろうが、特に重要なのがロングリリーフや勝ちパまで繋ぐ6回までを投げる投手

開幕1軍の中では青山、菅原、福山、石橋の4人がその対象となる。2軍にいるメンバーでは小野や今野、渡邊佑らが候補になってくるだろうか。先発がある程度安定してくるまでは(そもそも安定するのか分からないが)、彼らがフル回転することになるだろう。オープナー制やブルペンデーといった策も飛び出すかもしれない。29枠に増えたのが追い風となるか。

 

また、平石監督、伊藤投手コーチの投手起用にも注目したい。ブルペンをフル活用するのは先ず間違いない為、運用管理が物凄く重要になってくる。

間違っても去年のような雑な起用は繰り返してはいけないし、

高梨1人に負担をかけるような起用も避けなければならない。

そこで重要になってくるのが「捨て試合」。梨田監督はこの捨て試合を作るのが上手かったが、平石監督は上手く捨てることが出来るか。これが今季の鍵を握ると言っても過言ではない。

 

 

 

野手

開幕1軍

 

捕手…嶋、足立

内野手…浅村、茂木、藤田、直人、銀次、ウィーラー、村林

外野手…辰己、オコエ、和基、島内、橋本、ブラッシュ

 

開幕スタメン

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スタメンを見て思うのは、今までとは違い脅威を感じる打線になっているなということ。9~2番が出れば足で揺さぶりが使えるし、その状態で迎える浅村ほど怖いものもない。その浅村と勝負させる為にコンタクト能力の高い島内を4番に据えた。また、島内は出塁率も高い為ランナーがいる状態でウィーラーに回ることも多いだろう。銀次、ブラッシュに関しても同様で、投手に圧力をかけることは十分可能だろう。

 

不安の残る投手陣をよそに、野手陣は全体で見れば順調な調整が出来たと言える。

このオープン戦、先ず目立ったのは外野手争い。辰己の加入によりオコエ、和基それぞれに火が付き熾烈なスタメン争いを繰り広げ最後まで決着することがなかった。結果スタメンがどうなるかは当日のお楽しみ。個人的にはオコエなんじゃないかと思ってます。まあワイの逆張りしておけば当たるらしい。ソースはワイ。

 

捕手に関してはオープン戦序盤こそ若手を起用していたものの、蓋を開けてみれば開幕は嶋と足立の2人体制。これは嶋がキャンプで打てるように作ってきたことや足立の守備が復活したこと、そして則本の離脱により投手を1枚増やしていることが要因。

太田や堀内ら若手を見たい気持ちはあったが、彼らには下で経験を積んでもらいましょう。将来の投手陣を考えるとそっちの方が良いかもしれない。

 

最後に内野手。浅村の加入によりセカンド、そして3番が埋まったのはやはり非常に大きい。そしてウィーラーを早くからキャンプに呼んだ事も功を奏し、春先ながら結果を出した。一塁は銀次やブラッシュ、内田の争いだったが、結局安定感のある銀次が開幕スタメンを勝ち取る形に。内田は開幕2軍となったが、下で栗原と二人三脚でフォームの見直し。再調整して上がってきてもらいたい。

そしてこのチームの穴であるショートは藤田と争っていたが、最終戦で3安打した茂木が座る形に。藤田は予想通りスーパーサブに回ることとなった。今後は基本茂木、偶に藤田や村林を使うことになるだろう。

 

以前の記事で今年のキーマンを複数挙げたが、1人に絞るとしたらやはり茂木だろう。これまで何度も書いてきた通り、彼がショートにいるいない、万全かそうでないかで成績が大きく変わってくる。12球団トップクラスの破壊力を持った二遊間も見たいしな…

 

ただ当たり前のことだが、重要なのは茂木だけではない。長いシーズンを戦っていく中で、誰も欠けないまま終えるということはまずない。その為、スタメンではない、所謂バックアップとなる選手の働きが重要になってくる。

ここで石井GMが掲げた「弱者の野球」というのが活きてくる筈。開幕は2軍となったものの、ドラフトでユーティリティとして期待できる孫を獲得。更にキャンプ中、野手に複数ポジションを守らせる等リスク管理は行ってきた。2017に主力の故障が相次ぎ、彼らをカバー出来なかったことで失速したような事態を防ぐ為にも、もしそうなった場合にどれだけカバー出来るかというのも鍵になってくるだろう。

 

また、野手に関しては若手の起用についても注目したい。

GMは就任時、「生え抜きを育てる」ことを重要視していた。開幕1軍に入った若手は村林や辰己、オコエとそこまで多くない。ここから2軍でみっちり育成するという意思が感じ取れるのは非常に良いのだが、気になるのは若手をどのタイミングで上げるのか、どの段階に入ったらGOサインを出すのかというところ。

これらは育成という観点から見たとき非常に楽しみな点でもあるので、今後出来れば取り上げていきたい。

 

 

 

まとめ

投手は則本離脱の穴をどのようにして埋めるかというのが1番に考えられる。が、去年と比べて先発陣が不安であることは明らか。リリーフだけで彼の穴を埋めるというのも当然不可能なので、上位進出を視野に入れるのであれば昨年ローテを守った古川ら若手先発陣の台頭も必要だろう。

若手の台頭はあるのか、首脳陣はどういった起用、運用を見せるのかというところに注目したい。

 

野手はなんといっても茂木。彼を離脱させないようにどう疲労管理するか、他の選手との兼ね合いをどうするかというのも見ていきたい。何も起こらなければ良いのだが、有事の際はバックアップとしてどんなプランがあるのか、誰を起用するのかも楽しみなところ。

また、和基、オコエ、辰己らの若手外野手争いがどういった結末を迎えるかにも注目が高まる。

 

 

 

いよいよプロ野球開幕。今季はチームがどんな戦い方をしてくれるのか、各選手がどんなプレーを魅せて我々をワクワクさせてくれるのか。

 

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晩秋、我が犬鷲軍団が2度目の頂に立っていることに思いを馳せつつ、今回の締めとしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤバい。めっっっっっっっちゃ眠い。なんでメジャー開幕戦をやっている時間帯にこれ書いてるんだろう。7回終わったぞオイ。本当にワイはなにをやっているのか。

 

もうだめだ。次なんて考えられません。頑張ります。さすがに眠すぎる。寝ます。おやすみ。

 

 

 

あ、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

今回のトレードと見えてきた大きな変化について。

どうも、ご無沙汰してます。だんだです。

 

 

この前、あの質問箱界のスーパースターが質問箱をcloseしていた期間、ワイに皺寄せが来たわけですが、まあ量がおかしい。おかしいね?

 

当然、実際はこれよりもっと多いわけで。しかも質問じゃない質問の方が多いしな。更にアンチは湧くしいちゃもん付けられるしな?やめろよ嬉しくなっちゃうだろってっててててってt

 

しかし、あの量をめげずにとんでもないペースで捌いていくとか常人には出来ないことなので、やはり彼は7人いるのではないかと疑ってしまいました。7人分喋るしな、きっとそうだ、そうに違いない。

 

 

 

あと、この前の記事の最後にぽニキが垢消ししたことについて少し触れたんですが、アレだけのレジェンドにそんな対応は不適切だろうと。やはりリスペクトは必要だなと。うん。

ということで胸に秘めたる魂を解き放ちました。ご査収下さい。

 

 

私が
ぽニキの
強靭なメンタルを作り上げたのは
事実で(はありませんが事実ということにしておきま)

ぽニキが
楽天ファンだけでなく他球団ファンからも散々叩かれるという
緊迫の窮地に陥る場面で
名を呼ばれ

顔色ひとつ変えず
微動だにもせず

キャッチの兄ちゃんに殴られる動画をうpする

そのメンタルを
ぽニキに刻み込むのに
どれだけの時間と尽力をかけてきたか分かりますか?

 

 

 

こんなことばっかり書いてるから読みづらい読みづらい言われるんだよほんとに

 

 

まあそんなどうでもいいことは置いといて、曲紹介に行きましょうか。今回はこちら。

 

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星野源がラジオで紹介したことでも有名な一曲。すき。

「可愛い曲じゃねえかグヘヘ」なんて侮るなかれ。とんでもない曲です。こっっっっっっっわ。歌詞がどんな内容だったとしてもメロディや歌い方、声で誤魔化せてしまうってことも、聴いてて楽しいと思ってしまうことも怖い。あいつ並だからなこれ。いやあいつは誤魔化せてないけど。

余談ですが、何度もリピートして聴いていたら頭がおかしくなりました。聴きすぎと粘着には気をつけましょう。

 

 

良い曲だぞ。みんな買え。

 

 

 

 

 

では本題に。

2軍についての経過でも書こうかとも思ったのですが、割と大きい話題が来たのでそっちに。

ということでトレードについて、というか今回のトレードによって見えてきた「地味だが大きな変化」について書こうかなと。開幕?知らないよ

 

 

こんな感じで進めていくかもしれないので、嫌だなんだこいつ等思った方はブラウザバックを推奨します。

 

では目次。

 

 

 

トレードについて

 

皆さんご存知の通り、先日、石井GM就任後3度目となるトレードが成立しました。

 

濱矢熊原

 

 

 

うん。 

 

ごめん正直笑った。

 

勿論悪い意味ではなく。あまりに予想外すぎて。しかし、こちら側とすればまあ嬉しい嬉しいトレード。濱矢で獲れるんだ、と思った方も大勢いるかと思います。ワイも例外ではない。

ドラフト時には彼を指名しなかっただけで一部から不満が出たという程、待望された地元出身の右腕が加入しました。今季、横浜では中継ぎとして登板していましたが、先発不足からの緊急補強ということで楽天では先発として期待されている模様。

 

熊原についてですが、どんな選手かというのは皆さん調べていると思うので、ごくごく簡潔に。

・元々、素材は一級品の右腕
・ノーコン
・天然を超える何か

 

まあ、こんな感じです。

楽天の天然枠(?)は活躍しますが、それを超えている彼はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。楽しみですね。

 

濱矢に関してはまあ、元々良い直球はあるので、良い左腕が多くいる横浜でなら変化球や制球も良くなり開花するかも。新天地で頑張ってもらいたいところ。

 

 

 

 

現状の熊原

今回の本題とはズレてしまいますが、折角なので現状の熊原についても少しだけ触れたいと思います。 興味のない方は飛ばしていただいても構いません。

 

1年目のピッチング動画

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こちらはプロ1年目の動画。制球はアバウトですが、「神主投法」と言われたダイナミックなフォームから繰り出される150キロを超える直球に加え、鋭く落ちる縦スラやチェンジアップ等の変化球も武器にしていました。

 

今季のピッチング動画

www.youtube.com

 

こちらは今季のピッチング動画ですが、所感としては先ず球速が出ていないなと。そしてフォームが大人しくなったなと。

フォーム改造がしっくりきていないのか、制球を気にしているのか判りませんが、リリーフで130キロ後半~140キロ前半のボールしか投げられていないのは明らかにおかしい。勢いのあるボールを取り戻せるかが今後の分かれ目のような気はします。

その原因がフォームによるものなら嘗ての躍動感溢れるフォームに戻せるか、制球を気にしているなら意識を良い方向にもっていけるか。ポテンシャルは本当に一級品なため、指導者次第では化けることもあるでしょう。

 

 

 

トレードによって見えてきた変化

さて、今回のトレードによって見えてきた「地味だが大きな変化」は2つ。順番にどうぞ。

 

1.180cm未満の投手獲得

ここ最近、楽天は長身投手の指名が目立っていた。殆どが180cm以上で、直球に自信を持っている投手。

特に顕著なのが2016、17ドラフト。合わせて14名の投手を指名したが、そのうち身長180cm未満は変則左腕である高梨と、現在はサイドに転向した育成の木村という2名のみだった。

 

その彼らとは異なるタイプの投手を指名する変化を見せたのが昨年のドラフト。スライダーが高く評価されていた引地や、動くボールが持ち味の弓削等、変化球を使える投手を指名した。

その中で注目したいのは則本弟の指名。最初はコネや収益の為と考えていたが、考えてみれば180cm未満の投手は久しぶりのこと。タイプで考えるなら過去2年の投手とはまったく別である。

それを皮切りに、今オフ、楽天由規、福井と180cm未満の投手を2名獲得。どちらも元々コントロールが良いというわけではないが、ボールの威力は十分であり変化球も活かせる投手である。今回の熊原もその一例であり、決して大きくはないが力強いボールを投げる先発投手として獲得することになった。

地元人気や収益が考慮されての獲得という面がある選手もいるにせよ、一昨年までの傾向から考えると大きな変化の1つであると言えよう。

今後、投手を獲得していくにあたって、今オフ獲得した彼らが新たに試金石となってくるのではないだろうか。石井GM体制になった今、投手獲得の幅や選択肢が広がるのは間違いないと見ていいだろう。

 

 

 

2.東北各大学との繋がり強化

前述した180cm未満の投手獲得以上に大きな変化といえるのが東北各大学との繋がり強化だろう。

以前まで、楽天は長島元スカウト部長(現ファームディレクター)や上岡元東北担当スカウトといった幹部級のスカウトが東北福祉大出身だったということもあり、球団創設から同大学との関係が深かった。

楽天がこれまで指名した選手のうち、社会人経由も含めた東北福祉大出身選手は6名(塩川、木谷、松崎、井野、阿部、相原)。それに対し、特に西武に入った選手の活躍が目立っている富士大、最近プロを輩出するようになった仙台大といった、最近名前が挙がるようになってきた東北にある大学からの指名は0。

コネがない、担当スカウトがそこまで推さなかった等理由はあるかもしれないが、今まで指名してこなかったというのは事実だった。

 

そんな中で昨年、東北担当スカウトが上岡元スカウトから宮越スカウトに変わった。この影響で富士大からの指名も出てくるのではと思ったが、その予想は的中。ドラ8で鈴木翔天を獲得。更に今回熊原のトレードにより、八戸学院大、富士大、東北福祉大、仙台大と東北にあるドラフトで特に注目すべき大学とのコネクションを築くことに成功した。

その中でも仙台大には注目のドラフト候補が今年、来年合わせて4名(先日最速153km/hを記録した稲毛田、最速148km/hを誇る大型左腕の大関奪三振率が非常に高い最速149km/h左腕の小林、スケールは来年の中でNO.1とも言われる宇田川)おり、熊原の獲得は戦力としてだけでなく、彼らの指名を見越してということも考えられる。

 

東北の各大学との繋がりが強化されたのは「漸く」というべきか「待望」というべきか。感じ方は人それぞれだろうが、今後のドラフトにおいて、これらの大学からの指名が楽しみになり、目が離せなくなった。

 

 

 

まとめ

サンキュー石井GM。フォーエバー石井GM

 

相変わらずの有能っぷりを見せつけてくれてますね。先発不足で悩んでいたときにこのトレード。もし球の勢いが戻れば先発候補として熊原は申し分ないし、先発が他に出てきたとしても中継ぎとしていける。更に2軍でイニングを食ってくれる。

これだけでもこちらとしては素晴らしいのに、それに加えて仙台大とのコネ作り。うーん…完璧。これからどういう動きが見られるか楽しみですね。

 

こんな感じで今回の締めと致しましょう。

 

 

 

 

今回も読んでいただいてありがとうございました!

いよいよシーズン開幕ですね。

 

 

 

やったぜ。やっぱり野球は最高やで。

 

次回に関してはまあ…頑張ります。ぼちぼち少し大変なことになっている2軍についても書いていきたいので。はい。

 

では今回はこの辺で。

 

 

 

 

おまけ

コラは作るもの。

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しかし2枚目全く違和感ないの草生えるなこれ

【閲覧注意】1文字ずつで良いから毎秒投稿しろとか言われたのでやってやった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

気付いたら耀飛について語っていた。

初めて田中“燿飛”という選手を知ったのは、2017年の9月も上旬くらいだったと思う。

 

それまではそんな選手の名前は勿論、存在すら知らなかった。当時、彼は全くと言っていい程名前が挙がらないような、注目すらされていない所謂無名選手だった。

 

そんな彼を知るきっかけになったのは某所で行われた仮想ドラフト。実際に参加したわけではないが、楽天陣営に入ってまだ日が浅く、兎に角多くの選手を知ろうと思っていた僕は、TLに流れてきた結果を一通り見て、知らない選手がいたら調べてみる、ということを繰り返していた。

 

動画を見て、良さそうなら覚えておく。ただそれだけの、一見作業とも思える工程。普段と、他の選手と同じように、何気なく。田中“燿飛”について調べた。

 

先ず目に留まったのは、所属チーム。BFL(現:関西独立リーグ)の兵庫ブルーサンダーズという名前に、僕は見覚えがあった。2016年育成ドラ2であり、最近Youtuberデビューした向谷が同チームでプレーしていたからだ。あまり掘り下げると絶対絡まれるので、この話はここでやめておくことにする。

 

所属リーグまで辿り着いた、ということで次に成績を見た。

.433(90-39) 12本 34打点 21四球 8死球 11二塁打 1三塁打 9三振 出塁率.567 長打率.978 OPS 1.545

 

 

化け物じゃん。

「はぁ…?」と声が出た。なんだこいつは。所属リーグのレベルの問題があるとはいえ、あまりに圧倒的すぎる成績。当然、打撃3冠(当時)。ってか今見て思うけど当てられすぎでは。

 

 

これだけの成績を残す選手だ、当然どんなバッティングをするのか気になる。ということで調べた。見た。

www.youtube.com

 

衝撃だった。彼のHRで、初めて『一目惚れ』という感覚を知った。“打った瞬間”の打球、スイングの強さ、片手フォロースルー。その全てに魅力が、ロマンが詰まっていたし、深く心に刻まれた。恋人誕生の瞬間である。

 

欲しい。指名したい。そう強く思ってしまったので、居ても立っても居られず担当だったゆきちなさんに突撃。思えばアレが最初の選手推薦だったかもしれない。

 

あっさりOKを貰えたので、勢いそのままに仮想ドラフトで指名…とそう簡単にはいかなかった。リーグで化け物じみた成績を残しただけでなく、巨人、楽天との練習試合でも複数HR。騒がれない筈がない。当たり前というものだ。記事でも取り上げられてたし。

 

そんなこんなで彼の名は徐々に知れ渡っていった。結果、仮想ドラフトでは指名ならず。まあ覚悟はしていたが。その時は「あ、獲られた」であっさり終わった気がする。嘘。

 

そういえばこんなこともやっとったな。

 

 

 

少し経ってドラフト当日。学校が終わり、チャリを必死に漕いで帰った。家に着いたのは丁度1巡目が終わった頃。帰って早々目にしたSB1位吉住の文字は先にも後にも忘れることはないだろう。勿論笑った。

 

続く2巡目からは楽天陣営の2人とSkypeを繋いで見ていた。その2巡目、画面に映し出される岩見雅紀の4文字。まさか本当にうちが指名するとは思わなかったというのが正直なところで、驚きはあった。と同時に現実も突きつけられた。

彼を指名したということは僕の恋人の指名はないと言っているようなもんである。フェルナンドがいて、岩見がいて、普通ならそこに追加しないからね。

 

仕方ないものは仕方ないので諦め、これからどういう指名をするのか楽しみに待っていた。そうして迎えた5巡目。ついに彼の名が呼ばれた。それは他の何処でもなく、楽天だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■■■■■ーーーーー!!!!!」

 

ほら見ろ。やっぱり叫んだ。辰己の時はまだ全員叫んでいたから良かったが、この時ばかりは違う。

想像してみよう。Skypeを繋いで平和にドラフトを見ていたら突然、本当に人間の声かと疑うような叫びが聞こえてくるのだ。ただただうるさい奴である。せめて日本語を出せという話だ。その節はどうもすみません。

 

まあ兎に角、それくらい嬉しかったということだ。この紹介ツイートを見ると分かると思う。分かれ。

懐かしみを感じる。

 

 

ここで休憩がてら、たわいない話を1つ。現在は耀飛という登録名だが、ここまで“燿飛”と書いてきたのは当時そういう表記だったからである。独立の公式サイトにもこちらの字で載っていた。正直紛らわしい。のでここからは耀飛表記で。

 

 

さてその後の話に移ろう。

ドラフト会議後、僕は兎に角ポジっていた。動画を見たファンもポジポジしていたと思う。それくらい、やはり彼は魅力に溢れていた。そしてそのポジはキャンプに入ってさらに加速することとなる。

www.nikkansports.com

 

鮮烈なデビュー。いやデビューではないか。しかしその存在が多くの楽天ファンに知れ渡ったことは間違いなかった。もしかしたら、本当にやってくれるかもしれない。そう思わせてくれた。

 

しかし、そう上手くいくほどプロの世界は甘くなかった。投手のボールが全く違う。走塁も守備もレベルが違う。更に、環境が違った。週3、4で活動していた独立時代とは違い、プロは毎日のように練習や試合がある。その分だけ疲労も蓄積する。結果、1年目は怪我に苦しむことになった。

 

だが、苦しんだ中でも希望の光となる1発があった。6/26、横浜スタジアムでのバックスクリーン横への場外弾。相手は同じルーキーの櫻井。

独立時代、幾度となく放ってきた打った瞬間の一撃を、プロの舞台でも見せつけた。堂々の『プロ初本塁打』だった。

 

 

2軍公式戦で改心の1発を放った耀飛だが、昨季を通して見ると、2軍で十分な結果を残せたとはお世辞にも言えなかった。

.200(55-11) 1本 4打点 8四球 1死球 4二塁打 19三振 出塁率.313 長打率.327 OPS.640

 

だが、独立や大学、3軍と練習試合を行っている育成試合となると話は別。次元の違う成績を残した。

打率.362(105-38) 6本 27打点 19三振 2盗塁 ※出塁率等不明

まさに無双。流石は独立で圧倒的な成績を残した打者というべきか。3軍レベルでは最早敵なし。正直やることがない。早く2軍をメインにプレーしなければいけない打者なのだ。

 

2軍で出場するためにも首脳陣に対するアピールが必要。そこで1年目で出た怪我や疲労以外の課題を克服する必要がある。その課題として、コンタクト力と守備が挙げられる。

2軍で29.7%を記録した三振率の改善なくしては成績の向上は望めないだろうし、本人も意識して取り組んでいるというレフト守備が多少マシにならなければ出場機会も限られてくる。DHで出場するということも勿論あるとは思うが、1軍での出場機会を考えたときそれは望ましくない。

 

 

外国人もライバルに入ってくる長距離砲。更に、辰己の加入やオコエの成長等で外野手争いは熾烈になっている。

その他、下位指名で結果が出ない選手や怪我を負った選手はプロ年数を重ねなくとも育成落ち、戦力外にする楽天というチームを考えても、昨年結果を残せなかった耀飛は現状非常に厳しい立場にあるといえる。だからこそ今年にかけるくらいの気概を持って頑張ってほしいというのが個人的な願い。

 

 

兵庫ブルーサンダーズの『77』を永久欠番にした男の意地を見せ、1年前に多くのファンを虜にしたその長打力を武器に、プロで爪痕を残してもらいたいところだ。23歳となった今季こそ、ファンを『絶頂』させてほしい。

 

 

 

というところで、今回の締めとしたい。

 

 

 

 

 

 

 

今回は耀飛の誕生日ということで、急遽書いたということもあり短め(当ブログ比)になってしまいましたが、長すぎるよりかは全然良いかなと書いてて思った次第であります。短めの記事を試せたのも結果良かったかなと。実際に読むかは別にして割と気軽に読めるしな?

 

あと自分の推し選手作ると本当にドラフトが楽しくなるんで、皆さんも是非。そこからドラフトについて、チームとしてどんな選手が欲しいか調べ始めるともっと贔屓が好きになるので是非是非。

 

 

前書き0にした影響で曲紹介が出来なかったのが心残り(?)ということで、ここでしようと思います。ということで今回はこちら。

www.youtube.com

 

なんかもうすき。イベの時聞いた瞬間「いい…」ってなったもんな(語彙力)。GAME VERSIONもM@STER VERSIONも、どちらもすこです。
兎に角優しくて、穏やかで、美しい曲だなって思います。歌詞もメロディーもハモリも。癒される感じしません?

 

 

良い曲だぞ。みんな買え。

 

 

ふう。満足した。

 

 

全く関係ないんですけど、この佐藤くんのポーズ。なんか見た事ありません?

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回はこの辺で。あ、そういえばまたぽニキが垢消ししたみたいですね。まあどうでもええか。書き方変えてみた感想、頂けると喜びます。

 

 

耀飛、誕生日おめでとう。今季もたくさん逝かせてくれよ。

 

ではまた。