だんだのブログ

なんかすごいかもしれない

春ドラ2020の振り返り

おはようございます。だんだです。

 

今回は先日行われた仮想ドラフト、「春ドラ2020」での楽天陣営の動き・指名について書いていきます。

 

 

と、その前に恒例のアレ。曲紹介です。今回はこちら。

 

www.youtube.com

 

軽自動車のCMソング

 

と評されるそのポップなメロディが特徴的な一曲。めっっっっちゃすき。

 

メロディが注目されがちですが、歌詞もとても良いんだこれが(語彙力)。

曲名にもなっている「たくさん」というフレーズが数多く用いられている中で、ラストサビ前の一箇所のみ、意味が違うのがすこすこのすこ。天才かな?

勿論(?)、ここはフルじゃないと聴けないので…

 

 

 

良い曲だぞ。みんな買え。

 

 

 

さて本題に。

先述した通り、「春ドラ2020」について、補強ポイントや指名選手の紹介などなど書いていきます。

例の如く長い記事となりますが、コーヒーでも飲みながら、ごゆっくりお楽しみください。

 

 

 

0.担当騒動~サポーター募集

 

 

 

 

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ひょんなこと(圧力)から楽天担当になってしまった🍡。

そんな担当も今回で6度目。

 

 

 

「もう、隠居生活(サポーター)していいよね」

 

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そこで稀代の天災、🍡は閃きました。

 

 

 

 

 

楽天野球団の如く、新人を取り入れて学徒動員すれば良いのでは…?

 

 

 

 

 

 

 

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ということで、「春ドラ2020」ではアットホームな楽天陣営として、サポーターを募集。

ゴールデンルーキー3名が加入し、過去最多となる7名のサポーターを迎え入れて臨みました。

 

 

「これだけいれば今後は安泰だろう!」と、一安心の🍡。

 

 

果たして担当候補は生まれたのか?

 

 

肝心の指名はどうなったのか?

 

 

以上2点に注目してお楽しみあれ。

 

※ここからの温度差にご注意ください。

 

 

 

1.補強ポイント

気を取り直して、ここからは真面目に。…ほんとだよ?

 

 

 

まず、楽天の補強ポイントを、投手野手それぞれ書いていくことにします。

 

投手

 

先発

則本や岸、涌井、辛島…と名のある投手が揃い、それぞれが万全に働けばリーグ屈指、チーム歴代最高ともいえる先発陣。

しかし、それも現状の話。昨年の記事にも書いた通り、先発陣の高齢化は大きな課題と言えます。

 

2020年、主に先発として投げるであろう8名を挙げ、3年後を想定してみます。

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涌井、塩見らが30代後半を迎え、岸に至っては40代目前。流石にローテとしての稼働を期待するのも難しい歳に。また、辛島がFA権を行使する可能性も十分にあるでしょう。

となると、3年後、8名中4名がまともな戦力として期待できない可能性が出てきます。

 

では、彼らがいなくなった分のイニングを誰がどう埋めるのか

藤平が期待したい投手の筆頭と言えますが、春の練習試合で見たところ、制球や変化球、ランナーケア等、まだまだ課題は山積みといった様子。

その他、獲得した先発候補は出てくる気配を見せず。近藤など、Bチームとして試される投手がほとんど。既存の若手に期待したいところですが、現実は非情です。

 

以上より、「3年後にローテーションを揃える」ことを目的として考えるのであれば、今のうちから手を打っておかなければ手遅れになってしまいます。

そういう意味では、今年は締め切りギリギリの最終年と言えるでしょう。

このままでは3年後のローテもままならない為、最低1名、出来れば2名はローテ候補を獲得したいところです。

 

  • 2、3年後のローテ候補 … 優先度:高

 

 

中継ぎ

森原やブセニッツ、シャギワらAチームに、青山や牧田、高梨らを加えた中継ぎ陣は先発同様、リーグ屈指のものを誇っています。
松井が抜けた穴について議論されていた時期もあったような気がしますが…戦力的に特に大きな問題は見当たりません。

Aチームについては外国人が中心となっており、言い方はともかく、メンテナンス(選手の入れ替え)はいくらでも利くため、ドラフトで優先する必要も薄いでしょう。

 

一見、穴のない中継ぎ陣のように思えますが、大きな課題が1つ。まともに投げられる左腕が高梨のみという点。

現状、「対左といえば高梨」であり、昨年も狂ったように何度も何度も肩を作らされていました。
このままでは壊れてYoutuber専念になってしまいかねません。彼に代わるとまではいかずとも、負担を軽減するための左腕は獲得したいところです。

 

また、課題とまではいかないものの、青山ら「Aチームではないが、Bチームでもない」投手の後釜候補として、右腕も補充しておきたいところ。

近年獲得している通称「森原枠(社会人右腕枠)」は勿論、牧田や館山コーチの加入を考え、変則投手を狙うのも1つの手かもしれません。

 

  • 即戦力中継ぎ左腕 … 優先度:高
  • 森原枠      … 優先度:中
  • 変則投手     … 優先度:中

 

 

捕手

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嶋の穴だなんだだんだ言われたものの、正捕手はすんなり太田に決まりそう。第2、第3捕手は足立や山下、堀内らで争う布陣となっています。

昨年、高校生を2名獲得したこともあり、年齢層的にも人数的にも足りない点はありません。個人的な想定の話ではありますが、切(れ)る選手がいません

基本的に、ドラフトは選手の入れ替え。加入した分だけ、出ていく選手がいるものです。人数が足りないなどの理由がなければ、単純に増やすという選択肢は取りにくいかと。

 

そんな捕手ですが、補強ポイントを挙げるとしたら2つ。

1つは実績のある捕手。嶋が抜け、1軍経験の豊富な捕手がうちにはいません。しかし、当然のことながら、ここはドラフトでの獲得は不可能です。ということで除外。

 

もう1つ。こちらが本命と言えば本命です。それは太田の対抗馬となる存在。本来であれば堀内らに期待したいこのポジション。

先述した通り、捕手陣は数、年齢層ともに問題ありません。実際にここを指名するのは、太田は思ったような活躍が出来ず、他の候補も心許ないという、ある種最悪な展開を迎えている場合と言っても過言ではありません。

出来れば最優先として考えたくはない補強ポイントです。

 

  • 太田の対抗馬   … 優先度:低 or 高

 

 

内野手

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鈴木大地や小深田の加入により、層の厚くなってきた内野陣。浅村や茂木、銀次など各ポジションにレギュラークラスがいることもあり、蓋ができ、育成する土壌も整ってきました。

 

ということでそろそろ育成に目を向けたいところですが、ここ数年選手層を厚くすることに注力してきた為、2軍で育成するようなプロスペクトは黒川くらい。今年は将来のレギュラー候補を獲得したいところです。

候補としては、出来れば右打ちのショートやサードが挙がります。黒川の将来の可能性(セカンド断念→サードへ)を考えるのであれば、ショートの獲得が優先されるのではないでしょうか。

 

また、デプスを見てもわかる通り、山﨑幹や渡邊佳など内野全体として左打ちが多い(右5:左8、支配下のみ)点も注目ポイント。

代打やバックアップ要員として、右打ち即戦力内野手の指名も視野に入ってくるかもしれません。

 

  • 高校生ショート   … 優先度:高
  • 高校生サード    … 優先度:低~中
  • 右打ち即戦力内野手 … 優先度:低

 

 

外野手

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センターこそ固まっていないものの(恐らく辰己)、両翼は島内、外国人と離脱さえなければ高いレベルにある外野陣。

層自体は内野ほど厚くないものの、オコエを筆頭に、2軍を卒業させたい若手も増えてきています。

 

肝心の補強ポイントはどうでしょうか。2つ挙げてみます。

1つは高校生のプロスペクトオコエや小郷らが1軍に割り込むことを想定すると、2軍で「育成する」といえる年代にある外野手は武藤のみとなります。

怪我人が出たこともありますが、春先のファームでは、センター和田恋、育成選手のみの外野陣といった起用も見られ、プロスペクト不在が垣間見える結果に。

2つ目を挙げることなく、高校生と断言できるのではとも言えるこの状況。優先度はそれなりに高くなるでしょう。

 

もう1つがみんなの精神安定剤こと即戦力。目的は勿論、故障によるリスクの低減です。

しかし、23~26歳に選手が固まっており、編成上はあまりよろしくありません。いつも言われる「(年齢が)オコエより下」の大学生ならまだしも、社会人は少し避けたいところ。

 

どちらの選択も取れる年と言えそうですが、何事もなければ高校生になりそう。それでも即戦力にいくとしたら、既存の若手が伸びなかったか、或いは島内がFAを匂わせているか。即戦力に関しては捕手同様、出来れば見たくないところ。

 

  • 高校生外野手 … 優先度:中~高
  • 即戦力外野手 … 優先度:低

 

 

 

その他

本格的な3軍始動を視野に入れるのであれば、育成選手の大量指名は必須

現在、育成選手は16名(投手、野手8名ずつ)いますが、3軍制を敷いているソフトバンクの育成選手は21名。20名程度は欲しいということで、投手野手ともに最低2名ずつは確保したいところです。

 

  • 3軍要員となる育成選手

 

 

 

2.指名プラン

上記で挙げた補強ポイントを絞り、春ドラ2020では下記のポイントを指名する運びとなりました。

 

投手

  • 2、3年後のローテ候補(左腕優先)
  • 即戦力左腕リリーバー
  • 変則投手 or 森原枠

内野手

  • 高校生ショート(右打優先)

外野手

  • 高校生外野手(左右問わず)

その他(3軍要員)

  • 高校生長身投手
  • 1年目から支配下も狙える投手
  • 変則投手
  • 右打ち内野手
  • センター候補
  • むちむち枠

 

 

 

3.指名内容

ここからは、実際に指名した選手について紹介していきます。

 

 

 

 

 

1位 井上朋也 外野手 花咲徳栄高校

高校生外野手、右打ちのプロスペクト

「生え抜きのスーパースター」候補。確実性と長打力、身体能力を兼ね備えたトッププロスペクト。
広角に強い打球を打てるのが最大の売り。

持ち味の1つである爆肩を生かすため、今回は外野手として指名したが、現在挑戦している三塁をやらせてみるのも全然アリ。
ただ、黒川の将来を考えると三塁固定はしたくないところ。

FAやドラフトで1軍戦力に「蓋」が出来つつあり、じっくりと育成出来る環境も整った今こそ、将来の中軸候補としてプロスペクトを獲得したい。

 

楽天陣営小噺

「早川を外した際、誰に行きたいか?」とサポーターに聞いた際、その場にいた全員が井上と回答。サポーター全員の推しで決まった1位指名。

 

  

 

2位 村上頌樹 投手 東洋大学

2、3年後のローテ候補、即戦力投手

ご存知、2016選抜優勝投手。

圧倒的なスピン量を誇る直球に、キレのいいスライダーや回転数の少ないフォークなど、多彩な変化球を組み合わせる右腕。
コマンド能力や投球術に関しては抜きん出たものがあり、安定感で言えば2020ドラフトトップクラス。

球速がもう一つ欲しい点や消耗度合いは気になるところだが、ローテ候補を求めている我々からすれば、この時点で残っていた投手の中ではこれ以上ないのではという投手。

勿論、楽天の若手にこれだけ完成度の高い投手はいない。即戦力として、1年目からでもローテ入りしてもらいたい。

 

楽天陣営小噺

井上がいなかった or 外した場合の外れ1位候補。やっぱみんな間違いなくローテに入れそうな投手が欲しいんすねぇ…

ましとくんだけが、最後まで佐藤(慶大)を推し続けていたのは内緒♡

 

  

 

3位 入江大生 投手 明治大学

2、3年後のローテ候補

187㎝の恵まれた身体から、平均140前半~中盤の直球と135キロ弱の縦スラを主体に、横スラや縦に割れるカーブを交える大型右腕。

フォームもよく、今後の成長次第では、ドラ1も十分にあり得るポテンシャルを持っているのではないだろうか。

先述した通り、昨季は直球と縦スラ中心であり、先発としてはもう少し他の変化球の割合を増やしたいところ。変化球を磨いてもらうため、1年目は2軍に漬けておくのもアリ。

昨年12月には津留﨑と会食しており、繋がりがあるのもGood。筋トレやサプリについて聞くなど意識も高い。
将来のエース候補として、U-18で共に戦った藤平と切磋琢磨してほしい。

 

楽天陣営小噺

巨人に4位指名された大道(八戸学院大)と迷ったが、本番中にチタンくん、Headphoneくん両名がゴリ押し。この熱に負けたのは正直ある。

 

 

 

4位 相羽寛太 内野手 静岡高校

高校生ショート

ステップ、球際の強さ、あらゆる体勢からのスローイングの強さと正確性。どれを取ってもレベルが高く、高校トップクラスの守備力を誇るショート。

打撃に関しては数字こそ出ていないものの、スイングは悪くない(と思う)。数字が残せるようになれば、レギュラーは間違いない逸材。

茂木、小深田の後釜候補として、2軍でとにかく打席を与えたい。

先輩の堀内と一緒に、うちでやろう!

 

楽天陣営小噺

実はリストに入っていなかった選手。元々、打撃力の高さも重視していたことから、ツイートでも書いた通り、残っていた中では津田(横浜高)が第1優先だった。

が、Headphoneくんの「相羽でも指名する?」で🍡のスイッチがONに。

そこからは「僕は相羽を推すよ?」「僕は相羽が良いと思うよ?」の一転攻勢。見事指名を勝ち取った。

 

 

 

5位 加藤三範 投手 筑波大学

即戦力左腕リリーバー

みけ枠

岩手県出身の技巧派左腕。名前が「みづき」でうちは楽天。獲るしかねぇ。

スリークォーターから常時140キロの直球に、スライダーやフォーク、チェンジアップを組み合わせる。

何としても獲得したい中継ぎ左腕をここで指名。
怪我さえなければもう少し上でもおかしくない投手。復活を期待したい。

 

楽天陣営小噺

陣営では「みづきちゃん」の愛称で親しまれた投手。

実は彼(女)の指名の裏には壮絶な殴り合いが。対抗したのは野球好き40さん。推し選手は似たアームアングルの左腕である松山(東海大)。両者一歩も引かない戦いの末、最後に立っていたのはみけ帝。

推しの強さは大事だなと思いました(こなみ)。

  

 

補足。

彼は震災の被害が大きかった岩手県山田町出身で、将来の展望はプロ野球で活躍して山田町を復興すること。みけ帝にはここも含めゴリッゴリに推されました。

是非、その想いを東北の地で実現してもらいたいところ。

 

熱い思いがみけ代表のブログに載っていますので、是非。

mikesan315.hatenablog.com

 

 

 

6位 和田悠佑 投手 日本通運

変則投手

最速140キロ、常時130キロ前半を担保できる出力が売りのサブマリン。
カーブやシンカーを散らすのは勿論、制球も良い。

日通の先輩である牧田がいるからこそ、指名したい選手。
投球術やフォームでの緩急を教わり、そのまま牧田の後釜として定着してもらいたい。

起用法は先発・リリーフどちらでもいけるが、最初は中継ぎから。

 

楽天陣営小噺

森原枠とのアンケートの末、変則投手を優先することに決定。

和田がいなかったら横浜6位、VD4Bでも仙台6位で指名された赤上(東北公益文科大)でした。

実はweed枠だったり。ただ、みんな推したので特に枠はつけてません。

 

 

 

育成1位 佐伯成優 投手 高岡第一高校

高校生長身投手

2016年から毎年のように指名を続ける高校生長身投手枠。

186㎝の長身に加え、真上から投げ下ろすフォームで非常に角度あるボールを投げ込む右腕。
制球は課題だが、最速146キロの直球と縦スラで三振の山を築く。

一冬越えて2キロの球速アップを果たしており、本来の状況下であればもう少し注目度も高くなっていたはず。

実は山田スカウトの視察情報もあったり。

 

楽天陣営小噺

高校生長身投手は彼の他にも大勢おり、誰に決めるか逡巡。

枠がなかったHeadphoneくんに聞いたら彼が来たので、指名。ということで一応、Headphone枠ではある。

 

 

 

育成2位 根岸涼 投手 桜美林大学

1年目から支配下も狙える投手

チタン枠

全身を使った投球フォームから、常時150キロ前後を計測する直球を投げ込む剛腕。
ロマン。好き。早くスラッターを覚えさせたい。

まだまだ細く荒削りの素材ではあるが、プロで本格的にビルドアップをしたらどこまで伸びるのか非常に楽しみ。

大学のユニフォームがえんじ色を基調としたものということもあり、楽天のユニも似合いそう。いや、似合わないはずがない。

 

楽天陣営小噺

指名前日に推された選手。

根岸くんがいなかった場合、同じく楽天のユニに似ている大学の投手を指名する予定だった。同じくチタン枠だが、これは全くの偶然。ちなみに桜美林大ではない。

 

 

 

育成3位 武岡大聖 外野手 八戸学院大学

むちむち枠

まごうことなき、むちむちみけ枠

武岡(ヤクルト)の実兄で、ノーステップからえげつない飛距離を生み出す左の長距離砲。
昨年の全日本大学野球選手権での2HRが記憶に新しい。

最初は3軍要員からのスタートになるが、今の楽天には左のスラッガーがいない為、その持ち味を存分に生かして支配下を勝ち取ってほしい。

 

楽天陣営小噺

「西武育成2位 中道佑哉 投手 八戸学院大学

全てはここから始まった。このアナウンスがされた際、みけ帝の「(八戸学院大の表示に)びっくりした…やめてくれよ」という言葉は忘れない。

指名順が近づくたびに高まる楽天陣営の緊張感、そして荒くなる息遣い。当時のみけ帝はまさに野獣。指名が確定した際の「よっっっっしゃあ!!!!!!!」という雄たけび。いや咆哮。

これが美女と野獣ならぬ「むちと野獣」ですか。製作期間1ヶ月。大ヒット間違いなし(???????)。

想いが報われて我々もとてもいい気分になれました。サンキューみけ帝。フォーエバーみけ帝。

 

でも本番中にむちむちの太ももとケツを貼るのは良くないと思うよ。

 

 

このブログでは受け止めきれない愛の言葉も上記のリンクにありますので、是非どうぞ。

 

 

 

育成4位 岩田将貴 投手 九州産業大

変則投手

weed枠

インステップしてくる左のトルネードサイドハンドという超変則投手。
そのフォーム故、身体への負担や故障のリスクも高いが、左打者にとっては間違いなく脅威。

いずれ「左キラー」として活躍してもらいたい。

 

楽天陣営小噺

推し選手をパワポのスライドで纏めてくるという革命を起こしたweedさん。あの時ばかりは我々も引退を覚悟しました。

その中の1人であり、最も推していたのがこの岩田。

実を言うと、1番最初に指名が決まったのは彼だったり。推し方が衝撃的すぎました。

  

こちらもweedさんより、溢れんばかりの愛をいただきましたので、みけ帝のコメントと共にお楽しみください。

 

 

 

育成5位 園部佳太 内野手 福島レッドホープ

右打ち内野手

2017ドラフトでは上位候補とも言われた強打の内野手

大学では打撃不振や人間関係に苦しんだが、持ち味の長打力、広角に打つ技術を故郷の福島で見せつけ、東北の地でNPBでの一歩を踏み出してもらいたい。

同じく99年世代である松本との福島出身二遊間は結構、いやかなり見たい。

 

楽天陣営小噺

特に指名には関係ないが、3年前、園部くんのお母様にいいねを頂いたのが懐かしい。

もし上限である120名(独立抜き)に達していなかった場合は、Haruto枠として西村(高知商)を指名する予定でした。

 

 

 

指名選手を反映してのデプスチャートです。

 

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4.総評

以前ツイートした通り、今回のテーマは「3年後」でした。

 

今回は特に先発を重要視。指名プランを練る際も、先発をどこで獲るかというところから始まりました。

先述した通り、現状はそれなりに期待出来る選手が揃っていますが、昨季から挙げられていた高齢化、後継不在という問題は解決していません

 

 

いち早くこの問題に着手し、なるべく良い選手を、ということで早川(早大)へ入札しましたが、あえなく撃沈。

「そこまで先発欲しかったのに外れでいかんのかい」というツッコミが来そうですが、そこは井上のところで先述した通り。

 

早川を外し、出来れば2位で先発左腕が欲しかったところですが、先に指名されて島井しまい、村上に。

その場合3位で同じく左腕を狙う予定でしたが、「来年の市場にも左腕はいる」「左腕より質の良い右腕」ということで入江へ。急遽ではあったものの、質の良い投手を2枚獲得できたのは非常に良かったのではないかと思います。

何度も繰り返すようですが、先発陣は危機的状況であり、一歩間違えると数年後の崩壊に繋がりかねません。

 

 

割と真面目にこうなるんじゃないか。

 

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その為、早い段階での運用が可能な投手や、2、3年後に出てくる確率が高い(=怪我などで躓く確率が低い)投手を優先。完成度やフォームを重要視しました。

 

その他の指名は、概ね想定通り。我々としても満足いくものとなりました。 

全体指名人数120名の煽りを受け、育成で想定していたセンター候補(ましと枠)が獲得できなかったのは残念でしたが、次があれば狙っていきたいところです。

 

 

 

ここからは、あらかじめ指名しないと決めていた点について少し書いていきます。

 

今回は陣営として、「高校生投手は支配下で指名しない」という制約を設けました。

理由としては、単純に育成メソッドが確立していないこと。これまで、楽天は数多くの高卒投手を指名してきましたが、その中で出てきたといえるのは片手で足りる程度。

 

現在も高卒投手を数名抱えていますが、ビルドアップなどの文化がないせいもあってか、球速、球威が伸びていません。

引地に関しては、高卒1年目にもかかわらず、フォーム探しの旅に出ていました。厳しいことを言うようですが、昨季1年を通して、明確に伸びたポイントを問われると…

 

昨年の佐々木や奥川といった別格ならともかく、このまま高校生投手を獲り続けたところで、先輩の二の舞になることは明白。当たり前ですが、ハイリスクローリターンの指名は避けたいところです。

であれば、育成メソッドが確立(=モデルケースの出現)するまで、取り敢えず支配下での高校生投手指名は避け、育成指名の投手で様子見という形を取っても良いのではないかという結論に至りました。

 

 

 

また、1位で即戦力No.1捕手である古川(上武大)を獲得し、捕手の充実を図るという案も上がったものの、少々現実的でないということで、今回は最終的なプランに組み込まれず。

今回は選手層が厚くなってきたこと、そしてシーズンが始まっていなかったこともあり、即戦力野手を指名することはありませんでした。

今後、状況が変わった際、或いはその想定をした際の指名も見てみたいところです。

 

 

 

最後に、「春ドラ2020」の指名全体を見ての感想を少しと全体の指名表。

 

毎回、仮想ドラフトでは高校生投手は評価が低くなりがちな傾向にありますが、今回は支配下で6名のみ。選抜中止などの影響もあってか、その傾向が顕著に表れたと言えそうです。

また、今年は大卒投手豊作の様相があり、上位12人の少なくとも半分以上は投手が指名されるのではないかと踏んでいましたが、蓋を開けてみると12名中9名が野手。近年高まってきている野手優先のドラフトを多くの球団が行ったような結果に。

投手豊作であるからこその傾向は想定していなかった為、いい勉強になりました。ありがとうございます。

 

 

先発(左腕)、そしてプロスペクト野手という2つが今年の2大補強ポイントと考えられますが、少なくとも今回の指名順では、その両方を上位で獲得するのは厳しいと感じました。

当然、ペナントでもっと順位が上がれば、尚更難しくなります。

 

楽天陣営内から「早川を外したことが逆に功を奏した」という趣旨の発言がありましたが、もし引いていたら上位で野手指名は出来なかったでしょう。

更に井上を外していたら、1位、2位両方右腕なんて世界線もあったかもしれません。うーん…出来ればそれは避けたい。

1度のドラフトで何もかも、という風に欲張るものではありませんが、今年に関しては特に、何処を最優先で考えるか何処を妥協点にするかという2つが鍵と言えそうです。

 

 

 

春ドラ2020での全指名です。

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指名割合も参考までに。

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5.おわりに

共に指名を考え、遅くまで協力してくれた楽天陣営、他球団の担当、サポーターの皆さん、そして何より、主催を務めて下さったブラウン(@ut1057)さんに感謝申し上げます。

野球界も話題が乏しい中で、春ドラを通し、野球について、楽天について語ることが出来たこと、プランを練り、実際に指名をする工程は兎に角楽しかったです。

次の機会があれば、その時はどうぞよろしくお願い致します。

 

今回はこんなところで締めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

久しぶりの記事定期。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

忘れていましたがもう1つ。

今回参戦してくれたゴールデンルーキー3名ですが、それぞれとても素晴らしい働き、そして我々が圧倒されるほどの推しを見せつけてくれました。

 

世代交代の波を実感している最中ですが、若さを生かして負けないように頑張っていきたいところ。なお。

 

そして、みんなが注目していた次期担当の器。果たして見つかったのでしょうか。

 

 

 

 

なんと、みけ帝が第2回VD4Bの仙台担当に就任

 

 

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今までの苦労が報われたような、それでいてあっさりすぎないかというような、素直に喜べないアレ(捻くれ)。 

これが春ドラ、最大の誤算でした(ド失礼)。

 

しかし、募集して初めて仮想ドラフトに参加した方が、自ら担当を申し出てくれるというのも、中々に嬉しいものです。

 

みけ担当、頑張れ。

 

 

当日は実況キャスでもやるか。でもやったらいかんのかしら。まあいいや(適当)。

 

では今回はこの辺で。