浅村が欲しい、ただそれだけ。
どうも、マカロニグラタンが無性に食べたい、だんだです。
いやね、「リンク貼るしか能のない団子なのにマカロニなんか、グラタンなんか食うのか」なんて言われるかもしれないんですけども。お黙り。
まあマカロニグラタンが特別好きというわけでもないんだけども。
仕方ないよなあ、ほんとにこればかりは仕方ない。
なんでこんなこと書いてるかと言うと、文字数稼ぎこの記事を書いてる最中、この曲を聴いていたからなんですよ。
良い曲だぞ。みんな買え。
これが本当にね、日頃の疲れで荒んだ心に染み渡るんですわ。
「良いなあ、ワイも Fu Fu Fu してもらいたいなあ」なんて、あまりにも疲れすぎて語彙力も頭もなくなっていた頃(後述)にこんなガ○ジみたいなふわふわした思考に陥っていたわけです。
よくよく考えてみればそもそもの話、
楽天打線は常にヒエッヒエだから態々冷ましてもらう必要もないわけなんだけども。
まあそんな話は置いといて、だ。
私事だが先日、某企業にインターンシップに行ってきた。堂々とリンクなんか貼るわけないだろ
その影響(疲労など)もあってブログを書けなかったり、語彙力どころかツイートする余裕も気力も無くなってしまったわけだが、その分大きな価値があったことは間違いない。
勿論色々学んだこと、感じたことはあったわけだが、今回その中から1つ挙げたいと思う。至極当たり前なことなので見なくても大丈夫ではあるのだが、出来れば改めて心に刻んでもらいたい。
お金を
稼ぐのは
大変
本当に、大変なのである。
まあ200円で記事を読んで頂くのも大変なのだから、当たり前ではあるのだが。
この世の中には普段はベンチで声を出し、偶にグラウンドに出て牽制死したり盗塁死するだけで1340万貰える様な割の良い仕事は転がっていないのだ。
そしてこの1週間で大ニュースがもう1つ。
残念ながらこの記事を書いている期間に終わってしまったのだが、なんとコラレスがトライアウトに参加するという驚くべき一報が飛び込んできた。
元々帰ってはいたのだが、まさか帰れと書いてから日本に帰ってくるとは。
しかも150km/h投げて3者連続三振。おまけに楽天ユニじゃないなんて。
流石はコラレス。まさに我々の想像を超える存在である。
いいから早く帰れ。
しかしなんでヘイト対象にならなかったんやろなぁ。
さてこの辺で前置きを終わらせて、今回の本題に入っていきたいと思う。
前回の記事の終わりに「次回の記事についてアンケートを取るかもしれない」という旨の文章を書いたが、まあ…取ることはなかった。楽しみに待ってくれていた方はいないと思うが、これに関しては申し訳ない。
取ることはなかったのだが、反応として頂いた中で「FAについて」というのが1番多かったように感じた。
中には頭のおかしい奇抜なお題を出してくれた方もいたのだが、そんなの書いたら読むだけで日が暮れてしまうような記事が出来てしまうため、見送ることにする。
ということで今回はFAについてというか浅村についてというか。
獲得して補強することのメリットというものを主に書いていこうかなと思う。15日から交渉解禁だし、丁度良いからね。
今回ばかりは西武ファンの方は見ない方が良いかもしれない。勿論見て頂けるのはありがたいが、責任は負いませんので。
勿論それ以外でも、今回の記事は特に見たくない、不快だという方がいるかもしれないので、そう思ったらすぐにでもブラウザバックしてどうぞ。
読む読まないは自由だがそこだけは忘れないで読んで頂きたい。よし、これで何でも書けるな
では目次。
このお題にしたきっかけ
なんでこれにしたんやと、まあ多かったというのも理由の1つなのだが、実はもう1つある。
まあ勘の鋭い方はこの時点で察したかもしれない。そう。
浅村要らない民の存在である。
彼らのツイート、非常に興味深くかつ、面白い。面白すぎる。
恐らく思考に思考を重ねた上でツイートしているのだろうが、僕にはその結論に辿り着くだけの非常に柔軟な頭がないので、何をどうしてその考えに落ち着くのか理解することは到底不可能なのだ。
一言で言えば、なーにいってだこいつ。となってしまうわけである。
早速メリットについて書いていきたいところなのだが、その前に彼らの言い分を改めて整理していこうと思う。書きやすくもなるし。文字数も稼げるし。
というわけで整理してみた。
・強い西武に立ち向かう楽天が見たい
・浅村は倒したい相手だから
・既存の選手を使えばいい
・既存の選手の出場機会が奪われるから
・出場機会が奪われることで若手が育たなくなるから
・若手を使って育てた方が良い
・活躍しないと腹立つから
なんかすごい(思考停止)
ざっと見た感じの感想としては「都合が良い」、「理由が私的」という2つ。
いやまあ、個人の意見だからそれを否定する権利は僕にはないのだけど。
まあはっきり言って見ていてわけが分からないし1つ1つ考えていくのもめんどくさいので、あくまで個人的な僕なりの意見を、ほんの少しの反論を交えながら書いていきたいと思う。
浅村の獲得について
ではお待ちかねの本題に。
もしかしたら僕だけかもしれないが、今まで「浅村が欲しい」といった旨のツイートはよく目にした。しかし、浅村を獲得することで何が起こるのか、どういったメリットがあるのかというのはあまり目にしなかった。
ということで今回はそこに着目して書いていこうと思う。
浅村を獲得するメリットとして挙げられるのは主にこの4つ。
・戦力強化
・西武の戦力弱化
・若手のお手本
・実力が足りない若手の1軍昇格阻止
一部メリットと呼んではいけないものもあるが、今回は一応。
出来れば考えたくないところなのだが、FA補強をするにあたって忘れてはいけない人的補償もある。
これについてもメリットと合わせ、順番に見ていこうと思う。
浅村を獲得する上でのメリット
戦力強化
最早説明するまでもないのだが、誰もが最初に思いつくであろう戦力強化。
まあFA選手の獲得というか補強ってそういうものだからね。
さて、ここで浅村の今季成績を見ていきたいと思う。
打率.310(565-175) 32本 127打点 4盗塁 70四死球 105三振
長打率.527 出塁率.383 OPS.910
リーグ1位に輝いた打点を始め、同3位のHR、同5位の打率とまさに、文句の付けようがない成績。
また「同リーグ、同ポジションの平均的な選手と比べてどれだけ得点を増やしたか、減らしたか」を表すwRAAはなんと35.7。
つまりリーグ平均のセカンドに比べ35.7点分得点を増やしたということ。
楽天のセカンド?
マイナス20超えないくらい。
浅村が加入すれば単純計算で楽天は約50点分得点が増える…とはならないが、大幅な攻撃力アップ、打線の強化は間違いない。
お次は守備面。
よく耳にするようになったUZRだが、浅村は5.2。
因みに楽天のセカンドUZRは-10.6。12球団中10位と、守備面でも大きなマイナスを負ってしまっている状況。
本拠地が天然芝ということもあり、パフォーマンスを維持できる可能性は低いかもしれないが、もし加入してくれれば打撃面だけでなく守備面でも大きなプラスになってくれることは間違いないだろう。
西武の戦力弱化(※西武ファン閲覧注意)
まあメリットと言ってはいけないかもしれないが、今回は挙げておきたい。
何故かあまり触れられないのだが、順位を1つでも上げるためにかなり大きいのがこれ。
12球団1の打線を誇る西武だが、その中でもキャプテンであり、中軸を担い、しかもセンターラインを守っている浅村は非常に大きな存在。
しかもまだ28歳ということで、今後数年は勿論、もしかしたら10年くらいレギュラーを張ってもおかしくない選手である。
当たり前の話だが出てほしくないというのが本音だろう。
そんな選手が退団するとなれば戦力だけでなくその他も含め、チームとしてのマイナスは大きいなんてものではない。
勿論、次の選手が台頭してくるだろうし、新たに脅威となる選手が出てくるだろう。
しかし、浅村級の選手となると話は別。抜ける穴が大きすぎるし、こんな選手まず出てこない。
我々にとっても入団してくれるかそうでないかは大きいが、西武側から見ても残留か移籍かというのは我々以上に非常に大きな問題。
前述した浅村不要派の意見の中に「強い西武に立ち向かう楽天が見たい」とあったが、立ち向かうだけなら何もせずとも出来る。
僕個人としてはやっぱり勝ちたい。勝つために、浅村を獲得したいのである。
そうでもしないと勝てないのが現状。
同じことを繰り返すようだが、その現状を打破するために最適なのが彼の獲得、と僕は思う。
若手のお手本
僕がずっっっっっっっっっっっと言い続けてきたメリットその1。
これなんだよな、浅村の獲得を熱望する最大の理由。
さっきまでの眠くなるような話とは違って、1番読んでほしいのはこれとこの次。
ということで話を進めたいと思う。
ここで野手の編成表をば。
まあ見ての通りなのだが、この楽天イーグルスというチームは中堅、ベテラン層がバカみたいにスッカスカなのである。
一般的に全盛期が多い27~32歳の選手がウィーラーを除くとなんと6人。
そしてその中に長年課題と言われてきた大砲は0。中距離砲と言えるのも島内ただ1人という惨状。
その上のベテラン層に目を向けても、当然の如くゴリラはいても長距離砲はいない。
まあ外国人に頼りっきりだったこと、そもそも大砲候補を獲り始めたのが最近というのが理由に挙げられるのだが。
これが意味することは何か。
若手のお手本となる選手がいないということである。
正確に言うと、良いお手本になる選手がいない。
長距離砲、中長距離砲を獲得しても、参考に出来る選手が近くにいないんだから迷ったときにコーチにしか聞けない。
勿論選手によって指導が合う合わないというのはあるので、合わなかった場合は他球団の選手との交流が無ければどうしようもなくなってしまう。
以前Twitterでも話した様に、お手本となる選手が身近にいるのとそうでないのとでは吸収出来るもの、イメージするものが全く異なる。
そしてそれは技術面だけでなく、精神面、特に選手の意識にも大きく関わってくること。
うちは態々言わなくても弱いチームであることは間違いない。
年齢層的に見ても若く、中堅も心許ない。
まあ去年までこんなのが先輩として君臨していたのだから当たり前といえば当たり前なのだが。
そこで外から意識の高い、実力のある選手を引っ張ってくることで若手の目標にもなり、何よりチームが間違いなく変わる。
それこそ2009年、ロッテに井口が加入して変わったような。楽天で言えば稼頭央のような、大黒柱として支えられる選手。
浅村はチームにそれくらいの変化をもたらすことが出来る選手ではないだろうか。
実力が足りない若手の1軍昇格阻止
僕がずっっっっっっっっっっっと言い続けてきたメリットその2。
若手は1軍で使えば育つと思ってる
な方もいるみたいだが、本当に若手を育てるため、モノにするためにかなり重要なのがこれ。
今の楽天は未熟な若手が1軍に上げられることが多すぎる。
これ、普通は避けたい、というか育てることを考えるならやってはいけないこと。
本来、若手は育成プランを組み、2軍で数多くの打席を与えながらじっくり育てたいところなのだが、まだ1軍に上げて良い状態じゃない若手を上げることで起こってしまう可能性があるのがこの3つ。
・1軍でベンチウォーマーになってしまう
・本来与えられる筈だった打席数を与えられなくなってしまう
・目的がはっきりしない状態で出場し、結果が出せずに精神面に影響が出てしまう
そのまま結果を残してしまう選手も中にはいるのだが、そんな選手はごく一握り。
中途半端な状態で1軍に上げるのはそれまで築き上げてきたものを崩してしまう可能性があり、リスクが大きすぎるのだ。
実際今季の前半戦、西巻や村林、堀内といった若手が早々に1軍に上げられ、ベンチウォーマーになってしまった時期があった。
決して長くはなかったものの、特に目的もなく昇格させるという愚行を改めて実感させられる年になった。
じゃあそれを防ぐためにはどうしたら良いのか。
そう。
1軍戦力の充実、レギュラーの固定である。
レギュラーを固定出来れば、1軍戦力が充実すれば無理矢理上げる必要がなくなり、2軍で存分に打席を与えることが出来る。
まあ前回も書いたし貼ったのだが、それを石井GMが言及している記事としてもう一度。
ずっと書いてきたように、楽天には西巻や村林を始めとした、まだ2軍で育てたい未熟な選手が多い。
そこで今年のドラフトでは即効性を重視し、直ぐに1軍で使える選手を多く指名した。
それに加えてFAで浅村の補強を狙っているわけだが、どちらにも「若手を育てる土壌を整備するため」という共通の目的がある。
石井GMの掲げる「毎年優勝争いが出来るチーム」を作るためには、浅村不要派含め多くの方が言っているように「生え抜きの育成」が重要になってくる。
-補強に関する考えは。
「外国人選手やFA(フリーエージェント)選手の獲得は一度の優勝をしたいからではなく、強いチームの土台をつくる猶予を得るためという考えだ。1軍の戦力が安定しないと入れ替えが頻繁になり、2軍で腰を据えた育成ができない。将来を担う卵を2軍でぐつぐつと煮込む中で、崩れやすい半熟のまま1軍に上げたくはない。それでは強いチームにならない」
先程の記事から引用してきたものだが、この項目で書いた全てがこの文に詰まっている。
先ず上がしっかりと固まることで、入れ替えでのドタバタがなくなる。
↓
その結果、下で安定して打席を与えられ、目的、方針を持ってじっくりと育成させることが出来る。
↓
これにより楽天の若手に足りない基礎を叩き込むことが出来、実力を高めることで自信を持って1軍に上げられる。
浅村を連れてくることにより若手の出場機会が減るのではなく、彼が来ることによって2軍で若手を育てることに集中出来るという考え方。
このサイクルを確立することが出来れば、より選手層が厚くなり、強いチームに仕上がっていくのは間違いないだろう。
人的補償
前述した通り、FAを語る上で欠かせないのがこの人的補償制度。
今まで数々の選手がこの制度によって移籍し、中にはそのお陰で日の目を見る選手もいた。赤松や一岡が最たる例として挙げられるだろう。最近では平良とか。
知っての通り、投手としては先発、リリーフどちらも務められ、野手としては三拍子揃った即戦力の金銭選手を選ぶという例も少なくない。
少なくないのだが、選手を獲得することでプロスペクトを持っていかれる、なんてリスクもある。
唐突だが、ここでは西武の戦力から考えてプロテクトリストを書いていきたいと思う。
様々な意見は勿論、多くの反論があるとは思うが、これを見ることでFAについて、人的補償について更に考えてくれたら嬉しい。
先ず、西武が欲しいと思われるポジションを挙げていきたい。
・先発、リリーフに関わらず投手
・炭谷が流出した場合に備えた第三捕手
・次世代を担う二遊間
・右打の外野手
投手は言わずもがな。リーグ最下位の防御率4.24を記録した投手陣には不安があり、更に来季はエース、菊池雄星のメジャー移籍が濃厚。
先発、リリーバーに関わらず喉から手が出るほど欲しいだろう。まあ投手の数は多いのだが。
捕手に関しては森が捕手として任せられるようになり岡田もいるとはいえ、もし炭谷が抜けるとなると痛い。
数としては8人だが、1軍で起用できる捕手となると多くはない。優先度は兎も角、第三捕手、バックアップ要因を獲得する可能性はある。
二遊間は源田がおり、ドラフトで山野辺を獲得するなど数は足りているように見えるが、源田は来季27歳。
23歳の金子、19歳の綱島と若い2人はいるが、仮想ドラフトでも根尾や小園を指名していたところを見ると、そろそろ次世代を担うショートを育てておきたいのはあるだろう。
外野手は12人いるものの、その中で右打者は4人(愛斗、外崎、熊代、木村)のみ。
また年齢層に関しても、内野も兼任する外崎を除くと、21歳の愛斗から29歳の熊代まで間が空いている。
もし若手の右打の外野手で目ぼしい選手がいれば、獲ってくるかもしれない。
ここまでを踏まえ、個人的な西武用のプロテクトリスト(入れ替え候補含め)を作成してみた。
投手(15人)
松井、岸、近藤、則本、森、塩見、藤平、小野、青山、森原、高梨、辛島、古川、西口、福山
捕手(2人)
嶋、堀内
内野手(7人)
茂木、藤田、銀次、山﨑、内田、村林、西巻
外野手(4人)
オコエ、岩見、田中和、島内
入れ替え候補
安樂、池田、西宮、菊池、今野、今江、耀飛
異論は認める。
どんどんリプとコメントお待ちしてますわよ。
まとめ
ここまで色々滅茶苦茶な文章を書いてきたわけだが、浅村を獲得する意義、そして彼の必要性を理解してくれただろうか。
まあワイより聡明な方ばかりだから、勿論してくれただろう。
しろ。
結局のところ何が言いたいかというのをサルでも分かるように簡単に纏めると、
「チームの未来の為になんとしても浅村が欲しい」
ただこれだけ。
たった20文字強で纏まってしまうことを7000字強に無理矢理膨らませて書いたのだ。もっと言えばタイトルで完結してしまっている。
これはすごい。こんなに書いて読者の時間を奪うなんてやはりワイは天災かもしれない。流石5chとなんJに無断転載されただけはある。
でも実際、これに尽きるのだ。
チームを変えるため、若手のため、今後のために。人的補償というリスクはあれど、なんとしても来てほしい。
15日から交渉解禁となる。交渉が上手くいくことを切に願い、この記事の締めとしたい。
今回も最後まで記事を見て頂きありがとうございました!
改めて15000字超とか真面目にアホやで。1つ書くたびにワイには驚かされる。
次回は何かな。まだ決まってないのでお題頂ければ採用されるかもしれない。遊ぶことを第一に考えて書くわよ。
ではまたの機会に。
一応もう1回宣伝しとこ。
良い曲だぞ。みんな買え。